LUDWIGを選ぶ奴の男気。

LUDWIGの太鼓は時代に流されない。

いつでも一緒の音がする。しかしいつも一緒であるが故に叩く人のカラーや人間性が大きく出る。

 

一般的に、LUDWIGのイメージって、僕の中では『ユルい』『雑』『適当』『おおざっぱ』にはじまり、『扱いにくい』『きまぐれ』『ツンデレ』。。。。。wwwwwwww いつもビールしか呑まず、その冷えを極度に気にするわりにぬるくてもいつもどうりに呑む、的な、

しかしなぜかLUDWIGは一番美しく攻撃的で正直でまっすぐで芸術的な音がするんだ。ミステリアスでその音に魅惑され魅了され束縛される。。。。

例えばストレイナーがすぐ緩む、壊れる問題。こんなのは何十年も前から言われ続けてることだろうけども、全く改良せずそのままだ。しかも交換するのにサウンドハウスですら6000円くらいするぞ!(笑)すこしは改良しいやwww

だが、逆に、最近のラディックでも往時のものと同じ音がする。

工場とか色々変わってるかもしれないのにね。

 

ラディックに男気を感じるのは国内の流通や商業的事情もある。

 

エンドースをほとんどしない、そして親切すぎない?代理店。多くのプロドラマーがどこかのメーカーとエンドース契約するのには楽器そのものの件もあるけど、なにより消耗品の絶え間ない供給の保証もある。そのサポートが素晴らしいからだ。

 

長い旅先で楽器のどこかや何かに不備や不足が生じた場合、すぐにパーツを送ってもらえたりする。

 

ところがラディック。自分で買いに行くしかない。

けど、それが山形だったらどうする?!次の日早起きして仙台や秋田まで買いに行くのか?(笑)

(秋田にはないなw)

 

そういうときにメーカーのサポートは非常に心強い。

 

ラディックを使うドラマーさんはある意味そういった利便とは無縁と言える。よくレコーディング前日に楽器店にヘッドやパーツを大量に仕入れに行くのに遭遇する。

 

そう、LUDWIGとは「お前と一緒に死ぬまで生きて行く」というような真のオトコの選ぶ楽器であり、逆に言うと

LUDWIGに選ばれたドラマーが真のオトコとも言えるのだ。永遠の女房のような。いい時も悪い時も。。。

 

長年出会ってきたLUDWIGのサウンドやそのオトコ達に共通するのはそういうった「感情」のような気がする。

 

と、moke(s)やWiennersの最新のサウンドに思い出し、ビートルズ、ツェッペリンや一頃の聖飢魔ⅡやDEAD ENDなどをまた聴いて思うわけ。共通する何か。

 

 おとこの(女の子でも可)サウンドにはシンプルなマイキングが似合う。。。。

おとこの(女の子でも可)サウンドにはシンプルなマイキングが似合う。。。。

20歳の雪肌精達に接し考えたレコーディングのこと

 最近20歳ほどの女性をお二人ほど撮らせて頂く機会があり、要するに先に成人式を迎えた女性たち。

成人式というと今年は振袖レンタル屋さんがバックれて撮影や式が出来ず大変だったという話は記憶に新しいけど。


撮影の世界では「古くからの型」や商売の形式がありそれが今崩れ始めているようです。

街の写真館で撮る一世一代の「本物の技術による記念写真」というのは確かに伝統的に素晴らしいもので、何十年後に見返すととても貴重な家庭の財産になる。


問題は、おいくらのコースでポーズは何種類で着物はこれから選んでねー、みたいな半端なやつ。(今はこれが主流らしい)


その20歳のお二人もそういったところで成人の写真を撮ったとのこと、しかしとても値段に見合うような内容ではなかったと言ってました。


型にはめた、自由の効かない写真でなおかつ「そこそこの値段」であること。

これが1番将来的に煮ても焼いても食えない半端な写真になってしまう気がします。

レコーディングに例えるとやたらEQとコンプかましたかのような、過剰に白飛びさせたり彩度上げたり、明瞭度下げたり(フォトショ的用語 )。


音楽もまさにそれで、型にはめたレコーディング、型にはめたドラムサウンド、選択肢のないドラムサウンドやミックス。


お任せしたらこーなっちゃった。

けど、どう指摘して良くしてもらうのかもそもそも言い方がわからない。。。。


レコーディングやミックスでは良く見かける光景です。


僕はドラムサウンドもミックスも型にはめるような事はしたくないです。


かならずあなた個人、あなた方のバンドにふさわしいレコーディングの方法やサウンド、ミックスの方向性というのがあります。


成人の記念写真や結婚の記念写真のようにそう何度もやるわけではないアルバムのレコーディングなどは、じっくりじっくりどんな風にしたいのか、するべきなのか。


その方法論やサウンドまでじっくり考えてレコーディングに臨んで欲しいです。

これからチャンスを掴もうとする若いバンドであればあるほど。


それを考え実行することが最高の「自己プロデュース」だし、メジャーメーカー等若いバンドを探してる人たちは、「そこ」に注目しているものです。


さらに言うと、今の自分を未完成であればあるほど、そのまま美しくパッケージングする、それがレコーディングであるべきです。


荒削りだったドラマーが普通になってつまらない、と誰かが言ってましたが、

荒削りであるからこそレコーディングに納めるという考え方は永遠に通用するスタンダードでピュアなロックの考え方だよ。


そこに「ちょっとだけ」写真写りの良くなるようにお化粧やレフ板を当ててあげる。


それで充分なレコーディングになるのです。

しかし、その必要充分こそが1番難しい。 

是非僕に相談して下さい。 

アー写撮影サービスもありますし(笑) 

 

ハタチの瞬間のような音楽は今しか出来ないんだよ。 

 (20でも25でも30でもいいけどね、)

IMG_8641.JPG

 ひたむきにまっすぐ確実に進む。

それがレコーディングです。 

Pearl Reference Pure レビュー!(過去記事より復刻)

2012年?ころの記事の復刻です。

去る7月某日、江戸前レコーディングスにてPearl社スタッフ様ご来訪のもと、同社のフラッグシップのドラムセット『リファレンス・ピュア』のテストレコーディングが行われました。

このたびPearl社様およびドラマー・ドラムチューナー冨安様の御懇意により、そのレコーディング音源を公開させて頂ける事になりました。

完璧なチューニングとセッティングによる、アグレッシヴでテクニカルなテイク!
演奏とドラムチューニングは冨安 徹氏です

短いですが、現代最先端の『ピュア』なドラムサウンド、お楽しみください。

Drum Performance and Tuned by 冨安 徹 (official site)
使用ヘッド REMO Clear Empelor
スネアはPearl Free Floating Copper素材 14"x5"

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使用マイク
kick / audio technica ATM-25・audio technica AT-4050
sn / shure SM-57 ×2
tom / zennheiser MD-421 ×3
f-tom / zennheiser MD-421 ×2
top / AKG c-414 ×2
room / Electro-Voice Cardinal ×2

使用マイクプリアンプ
Brent Averill CLASICC 1272
SSL VHD
CHANDLER LTD. Germanium Pre

使用プラグイン (protools 7.4)
McDSP CompressorBank4 ×2 (room mic・drum master)
waves L3-LL Ultramaximizer (master fader )

※コンプは0.5~1dB叩く程度
L3はノーマライズ程度 (2018年re_master時は未使用)

※2018年追記 『うわーOFFマイクの立て方が少し違うけど基本的なマイキングとmixのアプローチは今も昔も全く一緒じゃん。。。。NO EQ NO COMPは言うまでもなく。。。』

 

 


ドラマー・ドラムチューナー 冨安様 コメント

今回の趣旨は、リファレンスピュアとヘッドの特徴と、ポテンシャルを解りやすく伝える事でしたので、基本ノーミュートで、マイクを通した撮り音をチェックしながら、エンジニアの鹿間さんのご指摘の下、タム同士の芯の出方や、倍音のトーンを揃え、Pearlドラムの特徴をなるべく引き出せるチューニングを心がけました。
正直、チューナーやプレイヤーでレコーディングした中で、こんなにもドラマーの近くで、こんなにも出音に気を使い、出音を聴き、ご理 解いただけたり、ご指摘いただけたエンジニアは初めてでした。スタジオもエンジニアの鹿間さんも、ホントに初めましてだったのに、とても不思議な心地よく、とても安心感のある、でも決して気は抜けない、緊張感が時間をおうごとに感じられた素敵な一日でした。

パール楽器製造株式会社 スタッフ様 コメント

今回のレコーディングは音の太さ、またクリアさに驚くばかりでした。(冨安)徹さんによる素晴らしいチューニング、力強いプレイ、そして鹿間さんの完璧な録音の三位一体により、楽器の実力を最大限に引き出していただいたと思っています。リファレンスピュアもできる子だとは思っていたのですが(笑)、ここまでいけるんですね!


江戸前レコーディングス エンジニア・サウンドプロデューサー 鹿間 コメント

今回はPearlさんの最新鋭ドラムセットのレコーディングとのことで、そのサウンドを穢す事があってはならないと相当の覚悟で臨みました。しかしながらそれは杞憂で、太鼓のインチごとに完全に鳴りや素材がコントロールされた素晴らしい楽器、的確で完璧な冨安さんのチューニング、そしてなにより『タイコ』を鳴らし切る最高のプレイ。はっきり言って録音ボタンを押すだけの『簡単なお仕事』になってしまいました。
太鼓を愛する人間ばかりが集まった、今なかなか無いアツい現場だったのが印象的でした。

2018 追記

これ以降事あるごと、新製品あるごとにPearlさんや冨安さんとはご一緒させていただいております。ありがとございます。

うん、今聞いてもいい音。ただ、スネアの音は今聞くとすこし惜しいかな(笑)

Reference Pure ほし〜〜〜

演奏者とココロをヒトツにすると。

レコーディングエンジニアの心得として、教本に書いていそうで書いていない一番大事なことは、一番僕が心掛けているのは、演奏者と気持ちを一つにすることでしょうか。


どんなサウンドが欲しいか、どんな演奏にしたいか、いや、どんな音楽にしたいのか、を共に考えます。


そうすると自ずと使うエンジニア面のテクニックは決まってきます。

単にマイクや機材のチョイスやマイキングという意味ではなくて。


最近良くご一緒する超ベテランの、アーティストとしてCDを何十枚も作って大ヒットばかり飛ばしているドラマーさんに言われて良かったのは、

「しかまやりやすいわ(エンジニアとして)。ただの前ノリベーシストかと思ってた。悪い悪い(笑)」

まあ、その兄貴とは付き合いも長いのでまぁそうといわれればそうなんですけど、エンジニアとしては初で。


そのアニキとは楽器や楽曲を基に、タムの口径のチョイス、スネアやヘッドのチョイス、チューニング、シンバルのチョイスや果ては叩き方まで忌憚なく遠慮なく意見を言い合ってレコーディングできました。


「スネアのロー足んなくないすか?」「やっぱそう思う?だよなー」

「シンバルのチンチキが目立ちますなぁ」「オケ、叩き方変えるわ」。。。。 


みたいなやりとりを沢山することでサウンドや演奏は良くなるのです。しかもそれらの意見は二人ほぼ同時に感じて、しかも合う(笑)


ただ、やみくもにドラムのチューニングやチョイスについて意見しても認めては貰えません。アニーキは百戦いや千戦錬磨です。


単に楽器に詳しくあるべきでなく、ドラマーという人種が大好きで常に一緒に演奏したり彼らを観察したりコミュニケーションやノミニケーションを沢山して来た事が何より活きている気がします。


で、そういった時にいつも言われるのが、

「しかま、マジで?これマジでEQしてないの?マジ?コンプも?マジ。

すごいじゃん」


著名なエンジニアさんばかり何十人と仕事して来たであろう方がそうおっしゃいます。


世の中どんだけEQで出来てんねん!

 

 こういう話はドラムだけでなく全てにあてはまると思っております。

 

 

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クロックの不正確さ、誤差をお見せ致します。

さて、ここに2つの音声の波形があります。70分くらいの音声をアナログ段でパラって2つのデジタル録音環境で録音したものです。1台はフォーカスライトのクロックによるiPadでの録音、もう1台はSONYのポータブルPCMレコーダー。

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一見、完全に同じ波形に見えますが、拡大すると先頭は、

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うん。先頭は揃えてあります。で、ケツは??

 

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う==ん。1/10秒ずれている。。。

デジタルではサンプリングレートが48kであるなら1秒間を4万8千回測定して数値にして記録しているんですよ。『クロック』とはその4万8千回のタイミングを司る信号で、その正確さが音質に如実に現れます。タイミングにむらがあると波形に誤差が出てきますので。

この2台の録音環境ではクロック同期をしていません。で70分くらいの録音で1/10秒もずれるくらい2台のクロックの『発振』は曖昧だったということです。

デジタルではこのクロックの精度がとっても大事なんです。。。

ちなみに江戸前レコーディングスではクロックに特注の『ルビジウム発振器』という宇宙工学レベルのものを採用しています。素晴らしい精度です。

つまり江戸前は音が

1.良い

2.悪い

さあ答えはtwitterで!(笑)

(難しいはなしかもしれませんが、クロックが正確であればあるほど理論上高域の波形の正確性が増しますので、HIが綺麗に伸びます。)

 

単なる偶然を活かすということ。

商業写真やブツ撮りは別かもだけど、意図せず「そう映っちゃった」写真てのがあり、それを選ぶかどうかでその写真家の真価が問われる気がする。土門拳という巨匠写真家は、計算しつくして高度すぎる技術で撮っても「そう映っちゃった」写真が良いという。それは鬼が手伝ってくれたと表現している。

レコーディングでも意図せず「こういう演奏になっちゃった」「ズレちゃった」「こんな音になっちゃった」って思惑と違う結果になることが多いけれど、そういうのこそ自信持って採用すると後から聴いて「これがいいのよ」ってなることが殆ど。ズレかと思っても全くズレて聴こえなくなる。

レコーディングでは演奏した本人ほど重箱の隅をつつくようなジャッジになってしまいます。こまかいところを気にしすぎると大きな流れや魅力が削がれてしまう可能性が出てくる。

自宅レコーディングやセルフレコーディングではこういったことに気をつけねばなりません。みんなで作業するということには、価値観の画一化を防げるという大事な側面があるのです。

なので『バンドレコーディング』であるならば尚更メンバーの演奏をお互いにしっかり聴きましょうよ。そして、つまらない音楽はなぜつまらなく感じるのかをもっと考えたいです。

 

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美しさを感じるちから

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「美しさを感じる力」というのがあって、それは人により違うんだけど、人格はもとより経験や努力によって更新できる。例えば音楽なら我慢して何回か聴いてみるとか。それはその創作した相手に対する敬意や尊重の有る無しでもある。 何事も心に「開放」とか「謙虚」があると美を感じる能力は上がる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


とても嫌いだったモノが好きになるということがあります。

自分の場合そういうことが最近ありまして。
それはとある写真家さんでした。

まず作風が派手すぎて色彩感もデリカシーがない感じ(笑)、とにかく控えめさや『抑制』『陰影』がなくとにかく性にあわない写真でしたよ。

ただ、その1枚1枚を撮影するのにはものすごく手間や金、技術が使われていることは一目瞭然でなぜか『気にはなる作風』だったのです。
そこでいろんな本で彼の作品の「作り方や考え方』を読んでみたところ、いろいろ感銘を受けることが多く。。。。。。

そう思った瞬間からなぜかその彼の写真を観れるようになり、嫌いではなくなっている自分がいました。
『それこそが”独自の世界観”である』と。その人自身の努力や人格や信念によって生み出された写真なのです。

不思議なことです。


嫌いな考え方や作風や色彩、表現、理念でも実際ちょっとでも心をひらいて触れてみるとその魅力に気がつくことができるかもしれない。
つまりそのことによって『自分の世界が広がり、引き出される』。

歳を重ねてくるとほんの5歳くらい下の人たちの価値観が理解できないことがあります。音楽でもドラムプレイでも。レコーディングのやりかた一つとってみても。
けどそれは心掛け一つで理解し合えることかもしれない。

そう思うと世界中の人たちが仲良くできるかできないか、宗教や政治にもそういうことが言えるのかもしれません。

色々な『美しさ』を感じられる自分でいることが、他人の意見や美学に柔軟に接することができる自分でいられることが、自分にとって一番『得なこと』だと言えませんか、ね。

道端の1輪のたんぽぽのやうなものに『かわいい』と感じられる方が、日々幸せだよ。

 

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ドラムのレコーディングとmixの技法、いや思想。。。

単刀直入。

ドラムのミックスは本来生でどう聴こえているのかを "まず" は目指すべきで、実際のレコーディングのシーンではベースや他の楽器が同時にその空間で鳴っていなかったとしても、それも生で同時に演奏してたらどういう音像で聴こえていたのか?を強力にイメージしなくてはならないです。そのための「mix」。EQとかするにしても。

マイキングや使用機材等のチョイス、いやそもそもの楽器のチョイスやチューニングの誤りのせいで不本意な音にもしなってしまった(狙いというならよいけど)ならば、そこでEQとかの処理がやっと必要になる。EQとはイコライズ(イコールライズ)であり、(本当の音に)等しくするという用語が本来の意味というのを思い出しましょう。

耳の特性とマイクで収録した音の特性は「イコール」ではないし、生演奏ではベースとキックが「同じ位置」で鳴るわけではないが、ミックスではどっちもmixのセンターから鳴らすのが通常。本来起き得ないマスキングとかの相互作用が起きるのは仕方ない。だからこその「処理」であったり「イコライズ」。

けど、耳って不思議です。『音のイコール』とはなにか。

携帯電話やAMラジオのような上や下がスパっとない音でも、どんなしょぼいマイクで録っても『あなた』の声と『僕』の声は判別できる。つまりその音と本物の声は『イコール』です。

では、なぜ録音されたドラムの音が『イコール』になりにくいのか。。。ほんとに謎。。。こういうのって聴覚心理学みたいなやつですかね。

 

 

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建光スネア(Mie Japan)の試奏と思想レポ

三重県の新進気鋭のドラム工房の建光ドラムさんのピッカピッカの青い謎の金属のスネアが届きましたよ!

早速お友達で近所のドラマー・チューナーの北村優一くん、男気ドラマー金川卓矢さんと3人で弄りまわしてみました。

建光さんというとまだ全国の楽器店でも扱いが少なく、絶対数の少ない完全ハンドメイド的な職人気質ドラムを製作されております。実際そのなかの人FさんはTHE職人って方!

まずはジックリ観察です。ドラマーさんって音を出すのをわざと後のお楽しみにして、まずは観察する人が多いwww

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最初、届いた時点ではREMOのBLACK Xというあまり見かけない極厚なヘッドが貼ってありました。

それも粘りのあるサウンドでなかなかいいのですが、どうしてもスパっと高域(15Hzぐらいから上なイメージ)をフィルターしたような音だったのでスウェードアンバサダーに変更してみました!

 男子ならみな分かる、プラモデルの塗料のようななつかしい香りを放つ、塗装され完成して届いたばかりの美しく蒼きドナウ、じゃなくドラム。。。

男子ならみな分かる、プラモデルの塗料のようななつかしい香りを放つ、塗装され完成して届いたばかりの美しく蒼きドナウ、じゃなくドラム。。。

 

う〜〜〜ん。これ。耳くそが取れたように伸びる高音域 !。

で、叩いてみたのがこれ。

 

 

男気の24インチLUDWIGのセット、タムは13と18で叩いてみたぜよ。

・・・・・・・・・

負けない。強い。。。太いそしてシックな深い輝きを放つ倍音!

よい。

それじゃー高めのちょいと洒落乙なチューニングにしてみたらど〜〜なのよってわけで次。

 

ドラマー金川くんのスタイルもありますが、おしゃれに『なりすぎない』媚を売らないような筋の通った意思を感じる音といいますか。6.25インチの深さなので軽くなりすぎず、太さはず〜〜と保たれています。

 

では、ここでドラマー金川くんのインプレッション!

‪本当に良く鳴る、かなりロックなスネアでした。奏者に届くアタック感がまず凄い。ベルブロンズのスネアに近いかと思います。‬
‪重いヘッド装着時は、アタックと同時に低音が豊かに伸び、暴れる感とまとまり感のバランスの良さが奏者をアゲてくれます。‬
‪薄いヘッド装着時は、ハイの伸びが素晴らしく全帯域が出ており、ミュートの有無や、リムショット/センターショットを問わず音量感が変わらない為、安心感が強いです。‬

‪ヘッド、チューニングを問わず、常に強烈なアタックと同時に木胴スネアの様な暖かさが担保されており、ロックを中心に色々なジャンルで安心して使用できると思います。‬

‪ただその鳴り故、合わせるキットは良く選んだ方がいいかと思います。‬

‪それだけ個性が強く、「アツい」スネアだと思いました。‬

うん。僕の印象とほぼ一緒。セットを選ぶというところがとても個人的にも好きなやつ。ちなみに軽いのでベルブロンズとは違い色々安全ですよ。

 

で、チューニングをしてくれた北村くんのインプレッション!

 

どのピッチでも共通して感じた、
所謂メタルシェルから連想する濃密さとは温度感の違う暖かな芯。
空気を震わせていると実感できる、メタルスネアドラム。

明るいヘッドでハイピッチにした瑞々しく軽やかに伸びるサウンドは特に印象的でした。

そうなのよね、倍音が豊かにありつつ主張しすぎないというか、温かみがあるというか、太い。。。

 

ちなみに今回のテストレコーディングは基本は遠目のkick、スネア、topの3本のマイクをメインにどうしても足りなかったフロアに1本足したものになっています。

さらに1個めの動画ではiPhoneの音も混ぜていますよ!あの独特の憎めないLOWスペックな聴きなれたいい音を(笑) 。おかげでいい部屋感がでています。

ちなみに写真ではtopのマイクがとんでもない方向を向いてますが、すべて計算済みの正しいセッティングですからね。当て振り用適当セッティングではないです。

標準的なマイキングで普通の音にしてもつまらないので録りは遊んでみました。

ちなみに、基本的に動画1と2のmixアプローチは一緒です。

 

ドラムレコーディングの現場は年々時間的予算的余裕がなくなってきています。時代か。。。

なのでドラマーの趣味とかクリエイティビティーを主体にし、個性的だったり面白い音というのを求めることが難しくなってきました。欧米ではそんなことないのに。。。。。

この蒼き彗星、建光のスネアはいろんなサウンドを出せるポテンシャルを持ったスネアかとおもいます。

イメージではブラックビューティーを太く、センシトーンを柔らかくしたような印象です。

江戸前では秋頃までこれをお借りしていますので、みなさんどしどしレコーディングしに来て試していただきたいですね!ストレートなビートからパワーバラードまで合いますよ。

 

お断り、と、お願い。

江戸前では演奏をプロアマ、上手下手やキャリアの長い短いでは区別差別しないのと一緒で、楽器をメーカーや製品ランク、材質、ビンテージや新品か等で区別することは決してしません。

ので、どちらのドラムメーカーさんも是非当スタジオに楽器を『お持ちいただければ』と思います(笑)もちろんフルートメーカーさんとかでもいいですよ!

Drum : 金川卓矢
Bass : Tomoyuki Shikama (EDo-mae Recordimngs)

Drum tuning : 北村優一
Rec , Mix , Mastering : Tomoyuki Shikama (EDo-mae Recordimngs) at EDo-mae Recordings Tokyo Japan

Snare Crafted by 建光DRUMS Mie Japan  https://tatemitsudrums.jimdo.com/

 

 

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大谷翔平(クン)に見る「記録」か「音楽」か。

大谷翔平かっこええ!イケメン!東北のど田舎の星。

 

まぁ、それは置いといて。大谷くんの凄いのは野球に殆ど興味のない僕がBSつけちゃうってことです。

ただ、「二刀流」をやる限り一流野球選手にはなれないという意見がありますよ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

(打者と投手をやるということは)大谷が素晴らしい仕事をしても、規定投球回、規定打席に足りてなければ防御率も打率も参考記録です。ましてや、一流選手の証である1シーズン200イニングも無理です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

要するにどっちもやろうとすると(打者として見ても、投手として見ても)休みがどうしても多くなるので出場試合数が減るんで、ホームラン数も勝ちも減るんだと。(合ってる?)

要するに大記録が出ないと。つまり大選手になれない。

 

 

いいじゃん。別に。

 

 

ツーバスで高速に叩けるとかシングルストロークが速いとか、音がとてもデカイとか、拘ってる人を悪く言うつもりは全くないけど、ほとんどの音楽には「訓練としての価値はあるかもしれないけど」殆ど本質的にはあまり関係ないんです。

 

ホームラン40本打てなくても20勝出来なくても、どっちも凄くて心に残る野球、見たくなる野球をするからすばらしい野球選手なんでないの?

 

音楽ならとても気持ちの良い音、静かでみずみずしいピアノの音やバイオリンの減衰音や、ダウンチューニングの爆音のモダンな歪みのギター、スクリーミングなデス声まで、、、。

 

とにかく美しい音楽であったほうが

「音楽」としての価値があるでしょうよ。

 

もし、自分のやってる音楽やジャンルに閉鎖性を感じるならば、こういう考えに雁字搦めになってる可能性があるのかな。

その界隈の人だけが固執してる価値観に。。。。

 

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江戸前でのドラムのレコーディングのスタジオテクニック

江戸前での基本的なドラムサウンドの作り方ですが、まずクライアントやドラマーとしっかり目指すドラムサウンドを相談•面談してイメージを共有します。実際の現場では私が中心となり7つのセットや30台のスネアと膨大なシンバルから楽器を厳選します。

その上で基本のドラムチューニングの方向をドラムチューナーに伝え作ってもらいます(ドラムチューナーオプションありの場合)。エンジニアリングの範疇であるEQやコンプ的な処理、つまりサウンドの抜けや低音域の量、サステインなどの調整はプラグインを一切使用せずチューニングとマイキングで追い込みます。
結果95パーセント以上の割合でEQを使う事はありません。

ここで重要なのは江戸前では楽器まで含めた『チームのようなもの』で音作りをしているため、エンジニアがドラムチューナーや楽器に遠慮しなくていい環境であるということ。また逆もしかり。

本来ならエンジニアが効率やスピードを優先し(またはエゴも含まれるかも)、現場の気心の知れないスタッフやメンバーに遠慮し、手元のプラグイン等で処理してしまう事を徹底的に「放棄」または「回避」、いや「拒否」する事が出来る点です。

音響的な全てのコントロールは楽器とチューニングで仕上げます。ここの帯域がこもってるなとか、ハイの抜けが足りないな?とかそういった音響的要求や補完、修正は全て楽器レベルで対応します。それは楽器をチェンジしたり、チューニングの仕方を変えるとかの根本的な方法なのです。

エンジニアがプラグインを自在にいじるように、クライアントと奏者の求める音を具現化するために楽器とチューニングを指示、指定しコントロールします。

そういう楽器サウンド本来のカタチでドラムサウンドを構築します。スタジオの響きや機材、マイキング、楽器そのものまで一体化したコンセプトであるからこそ実現する異次元のレコーディング。

江戸前レコーディングスのドラムサウンド。
一度お試し下さい。

アマチュアや初心者の皆さんほど是非体験してみてほしいです。
以後の音楽活動が「変わり」ますよ。
(^。^

 やっと春が来たね。。。photo by EDo-mae

やっと春が来たね。。。photo by EDo-mae

シンバルサウンドの音楽全体における重要性の高さについて

 今話題のジルジャン Sweet Kシンバルたち!!!

今話題のジルジャン Sweet Kシンバルたち!!!

 ドラマーのみなさんはある程度経験を積んで来ますと行き着くところはシンバルといいます。

 

ほかのスネアなどの皮モノはチューニングやヘッドの交換によってサウンドをある程度変えることができます。スナッピーやラグなどのパーツしかり。

 

それに対しシンバルは磨くくらいしかないわけです。( 庭に埋めるとか?(笑))

 

なのでそのチョイスがとても大切になってきてまさに沼、なわけですが。

 

ところがそのシンバル。もちろんその個体差種類差は大きい問題ですが、やはり楽器たるものなによりもその演奏者の音というのが露骨に出る楽器です。

どんな楽器でもその奏者の音になるのは当然ですが、シンバルには特にそれを感じます。それはおそらくパーツの集合体の皮モノとは違い、金属の単体であるからなのではないでしょうか?

また叩いた瞬間の変形も大きいのもあると思います。

 

レコーディングを沢山していますと、シンバルの音が「汚い」プレイヤーに多く出会います。

何故汚くなるのかの細かい奏法的なことの解説は他に譲りますが、おそらく振動が飽和しているのだと思います。(振動の飽和はどんな楽器でもありうる。)

数多い楽器の中でもシンバルはその飽和のラインがとても低い気がするんですね。また難聴気味の人が多いドラマーさんたち、特に意識しないとどうしてもぶっ叩きがちになると。

 

ではその飽和した音の状態とはなにか?それは「歪みの表出」です。

「歪み」とはギターアンプやエフェクターには大事な要素ですが、シンバルにおけるそれは物理的に説明するのは困難ですけどとにかく「汚く」「耳触り」な成分が突出してきます。歪みには美しいものと美しくないものがある。

 

しかもその歪みはレコーディングでのコンプ処理や音圧上げ処理でもっとも顕著に「引っかかってくる」成分なのです。

また、データ圧縮したときにも大きく引っかかってきます。( シュワシュワーっ て)

 

しかもそもそもその「汚い歪み成分」は音響機器やデジタル音声処理の「汚い歪み成分」とかなりそっくりなのがとてもやっかい。

 

つまり、どんなにピュアに丁寧にレコーディングしてもそもそもシンバルの音が汚ければ全て台無しになってしまいます。しかもシンバルのせいではなく音響機器のせい?エンジニア下手??みたいに聴こえてくる。

 

シンバルはリリースも長くライドなどは常に「シャーっ」て鳴り続けたりしてますから、アイスクリームに抹茶パウダーを満遍なく振りかけたような、窓に薄い汚いレースのカーテンを掛けたような作用を音にもたらしてしまうのです。(抹茶は美味いけど)

 

どんな楽器にも上から漠然とした感じで汚い歪みを被せてくるような状態。

そんな風にシンバルの音が汚いと音楽全体の音が汚くなったような印象になるのです。

 

例えば、ドラムセットのサウンドだけをとってみてもシンバルのチョイスで皮の鳴り感が変化したり、セット全体の音の重心が上がったり下がったりするような経験をしたことがある人も多いと思いますが、それがさらに楽曲全体の音の仕上がりに影響してくるのです。

 

ロックの特に音圧の高いような楽曲で「音が汚いなーっ」って思うものを良く聴いてみて下さい。まずはシンバルが汚い。

それはもしかしたら機材やミックスで汚くなったのもあるかもしれませんが、そもそも叩き方の悪いシンバルの歪みがそう聴かせてるのかもしれません。

 

ドラムサウンド、いや、バンドサウンド全体を見直すときは是非シンバルのサウンドや叩き方に注目してみて下さい。ドラマーさんだけでなくバンドみんなで。。。

 

一番高い音域にホワイトノイズが乗ってしまってるような音になってませんか?ぃ?

 シンバルがsweetな音だと全体が甘ぁい雰囲気な音楽に。。。♡ シンバルも女性も優しくしてあげると「響く」。

シンバルがsweetな音だと全体が甘ぁい雰囲気な音楽に。。。♡ シンバルも女性も優しくしてあげると「響く」。

10代女子の示唆するバンドレコーディングの重要pointって。。。

僕は基本的にちょっとの演奏の失敗は気にしないようにしています。

何故ならCDの演奏において、「ちょっとズレ」とか「ほんのちょっと間違い」が大切だと信じているからです。
そんな演奏には「人間味」が感じられますし、「そんくらいい いじゃん!勢い大事!」みたいな収録現場の楽しそうな雰囲気が感じられるからです。 まさに人の息吹が感じられる。 それは音楽作品にとっては一番重要ではないでしょうか?
完璧すぎる必要がないタイプの音楽もあるんですね!

演奏者のパワーや感情を落とし込む方が、録音物としてスパイスが効き、美味しくなる事も多いのです。

そういったスパイスを無理矢理にでも音楽に取り込んでしまえるのが『1発録り』です。
 

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写真は先日行われた平均年齢20歳程のBANDさんの『1発録り』の写真。ドラムの側にベースアンプを置いて普通に鳴らしていますね!手前にも2台のGTアンプが鳴っていました。
これでそれぞれのmicに音が混ざりまくり、『修正は不可能』となります。こういった緊張感が真のロックを産むのですよ。

お友達のまだ10代の女子大生に聞いてみました。
『OKAMOTO'S流行ってるけど、なにがかっこいいんだと思う?』
と。
そしたら彼女、
『やっぱ1発録りだからですかね!!!』

ほっとんど素人な女子高生のほうが音楽わかっています!
今の『音楽の流れ』とかも。


ちなみに、そのOKAMOTO'Sのベースのハマ・オカモトさんはドラムマガジン誌上にて、
ドラムのオカモトレイジさんの魅力について聴かれ
『いつもすぐハシるところが最高!』
と言っていました。
最先端の若い人達のセンスってばこれですよ!
(笑)



1発録り最高!ただしリハは綿密に、しっかりとね!

昨日twiterである方が呟いていた内容を転記しますが、~~~~
『MIのインストラクター Fred Dinkins氏の「プロのようにドラムを練習する方法」によると楽器の練習はスポーツによく似ていて、重要なのは①スケジュールの作成②場所の確保③目的への集中④前向きな態度⑤メトロノームの使用(裏聴き推奨)、だそうです。』

これらの注意点は1発録りレコーディングをするにあたって、もの凄く大事な練習になりますよ!

※1発録りでは基本メトロノームは使いません。しかし!
日頃の訓練があるからこそ、その1発録りで生まれるリズムの緩急やウネリに説得力が出るのです。

で、その勢いのまま是非江戸前に1発録りrecording、しにきてください!
ご相談喜んで乗りますからね!

※ampegの小さいベースアンプはデカイのより百倍RECに向きます。その理由はいつかご説明致しましょう。
 

レコーディングにおける「写実的である」ということ。

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音楽をレコーディングするにあたりひとつの目標になるのは「いかにリアルな音で録れるか」であるのは間違いありません。


しかし、全てがそれぞれにリアルであると整合性が取れないのが現代のポップスやロックだと思います。

爆音のドラムに対してのウィスパーなボーカルというのは本来物理的な音としては整合性が取れないわけですが、それをセンスや技術によりマッチングさせて音楽に仕上げる。これもひとつの写実性の具現化と言えましょう。


クラシックのオーケストラなどは物理的な非整合があるとそれは音楽そのものが崩れることになり、音楽を再現出来なくなるわけです。コンサートホールにおいてソリストはそれなりに大きな音や抜ける説得力のある音が要求されます。でなければ聴こえなくなる。


レコーディングの面白いところはこういう制約がないことです。音量バランスだけでなく色んな演奏を試して繋いだり、時間を異にし演奏されたテイクをくっつけることが出来る。


では、このように何が写実的か真実かが曖昧になっている現代のレコーディングにおいてそれを追求するとなると?。。。


それは結局作曲者や演奏家の「こころやからだ」の中にある心象風景をいかに誠実に録音し、作品にするか。

になってくるのだと思います。


なので、演奏の精度や音質の精度よりもそれぞれの音が「音楽にとってどうあるべきか」が大切になってくると思うのです。


例えば子供の頃の記憶は朧げでいくらか美化されているでしょう?


それは少しピントのズレたフィルム写真をプリントした「紙」であるほうが逆に「写実的」であるかもしれない。


記憶にとって「写実的」。


音楽に長い生命を宿すためにはそういう意味の「写実性」が一番必要なのかなと、最近いつも考えています。

スネアのチューニングが悪いとビートが安定しない話。

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みなさんスネアのチューニングの重要性はご存知とは思いますが、レコーディングをみていますと意外とみなさんテンションボルトの回し具合は『ざっくり』しているようです。

外部からの持ち込み音源のmix時によくあるのですが、スネアの音色が一定しない、叩くごとに倍音構成や和製的意味のピッチが上下したり波打ったりしているのです。これはどんな状況かというと実は弦楽器を耳でチューニングする時に2本の弦をハーモニクスで鳴らしてる状況に似ているのです。

もちろんピッチが揃わなくては波打ちますし、ペグを回せば上がり下がりする。まさにその状況が起きているのです。

これはおもに表ヘッドのテンションのかかり方がボルトによって一定ではない時(テンションの位置で叩いた時にそれぞれのピッチが揃っていない状態の時)に起きる現象です。さらに叩く位置が不安定だとさらにその打点の位置に近いボルトのピッチに寄ってしまいます。またボルトごとの音程が揃ってないと2本の弦よろしく音が波打ってしまいます。

ここまで露骨に酷い状況でないにしても、耳をこらすとショット直後は一瞬濁っていてその後音色が安定するという状態もよく耳にしますが、それも各テンション位置の音程のわずかな不揃いから起こるようです。ライブでは気にならないかもしれませんが、レコーディングではとても気になってしまいますね!

いろんなチューニング手法があるとは思いますが、揃えるならば徹底的に揃えないと濁ってしまいます。叩いている本人は爆音で気がついてないことが多いものですが、是非プレイバック時に気をつけて聞いてみてください。特にショット直後の濁りについて。

で、なんでチューニングが安定しないとビートが安定しないのか?それはオケの中で聞こえやすくなったり聞こえにくくなったり音量感が安定しないように聴こえてしまうからです。ショットを安定させましょうというのと同じ理由です。

と、まぁ、日頃のチューニングの精度を上げていくことは演奏を良くすることにもなるんですね!

 

 

レコーディングでの生ドラムサウンドの大切さをもっと認識しよう!

先日レコーディングに来たトラックメイカーさんが言ってらしたんだけど、トラックメイキングにおいて「どんだけ頑張ってもキックが向こうに負ける」のだそうだ。使用機材や方法論は同じでも。

これは僕も常日頃思っている、「ドラムサウンドが常に向こうに負けてるなー」という印象とリンクするものです。

ま、勝ち負けではないんだけど!

はっきりいってマイクやマイクプリ等の機材は向こうに負けてるなんて事は少なくともない。楽器レベルで考えてもパールやヤマハ、TAMAなど日本のドラムは世界を席巻してるわけだから楽器のせいではないはず。

では、なぜそのような音の差が出るのでしょう。
まずは日本の現場ではドラムの音を確信的に(もしくは結果として)悪くしている、というか地味にしてるというのがあります。歌を活かす為です。日本のボーカリスト は「声が弱い、歌が弱い」場合が多く、ドラムサウンドが良すぎたり迫力がありすぎるなどしてドラムに耳が行くようでは曲として成立しなくなる可能性が出できちゃう。だからLOWの少ないドラムサウンドにしてしまう(他のオケも含めて)。まず、一点はそれ。

第二点としては、単純にドラムサウンドに対しての感覚が成熟してないというのが考えられると思います。
アメリカなんかだと特にどんなアマチュアバンドであれドラマーはマイセットをライブに持ち込むらしい。それが当然の日常なんだそうです。(ドラムの売り上げも日本の比ではないと)

日本ではワンマンならともかく、対バン式のライブでのセットの持ち込みや入れ替えなどあんまりやりません。運搬の問題もあるだろうし、さらにライブハウスも嫌がるでしょう。
ライブハウスにしても良いところもあるでしょうが、大方とんでもない状態のセットで金すら取る有様。リハスタしかり(最近の都内のスタジオはかなりいい感じのところが多いですが)。つまり、みんなドラマー含め『ドラムの音をあんまり知らない』んですね。
ドラムの良い音も、音のバリエーションの幅広さや深みも。一つのセット・スネアからいろんな音が出せる事も認識できないでしまっています。


例えばレコーディングで良く感じるのですが、スネアの音の好みの傾向がみな画一的であること。ハイピッチで倍音カンカンでサステインの長い音を好む傾向が”未だに”驚く程高いです。
スネアの音にはドスって音からパスっ、ダッ、スタン、カン、トワーンまで非常に幅広いバリエーションがありますが、カンカンだけが非常に好まれる傾向です。
音には流行りがあるのが解りますし常に目新しくあるべきだとは思わないですが、ちょっともう食傷気味な音の傾向です。(最近はダスっがやっと流行りだ出しましたけど)

欧米のサウンドを見ると一枚のアルバムの中で様々なスネアのトーンに出会う事ができますが、日本のアルバムだとスネアのトーンのバリエーションが非常に少ない気がします。
バンドの場合、曲によってスネアのサウンドがいちいち変化するのはドラマーの個性付けや統一感の面からあまり好まれない側面があるのは承知だけれど、アーティストモノの場合もっと幅広いスネアのトーンバリエーションがあってもいいと思うのは僕だけ?もちろんドラムセット自体のトーンも。

現場プロデュース的にどのドラマーを呼ぶのかとかにも関わってくるけれども、あまりにドラムサウンドの追求に時間が割かれてないような気がするCDが少なくないです。
限られた予算や時間との兼ね合いがあるのは重々承知の上でもあるけれど。

作品の音の質感を大きく左右するドラム、手順的にも始めに収録されるドラムであるからして、そのサウンドは以降にダビングされるウワモノの音を左右すらするはずでしょう。
結局ドラマーもプロデュース側もドラムの音にそこまで「拘ってない」のでしょうか?
特にエンジニアはドラムのマイクセッティングと音決めが早いほど現場では優秀とされる傾向があります。
だからドラムの生音に問題があっても卓を離れず手元のEQやコンプでささっとやってしまう。。。

つまり生音を聴いていない。もしかしたらしたら興味すらない(?)。
これはあり得なくないすか。。。
ブースの行き来すらおっくう?。。。。


また、相手が著名なドラマーであるほどなんとなく音に注文がつけづらい雰囲気があったりもします。ドラマーによってはその音自体がトレードマークである事も多いでしょうし。

しかし、本来ドラムサウンドとはそういう簡単なものではないと思うんです。厳密に言うとドラムサウンドと音楽の関係がそんなに簡単なモノであるはずがない!ということでもあるでしょう。
ドラムサウンドとは、ドラマー自身はもちろん他のパートのミュージシャン、そしてエンジニア等現場にいる人間皆で創り上げるべきものですよ。ドラムチューナーさん含め。

そのぐらいそれは大切で、音楽そのモノを左右するファクターであると僕は思っています。

あらゆるポピュラー楽器の中で最も繊細な音作り(楽器レベルでの)を要求されるドラムに少し無頓着とも言える状況こそ、日本の音楽的成熟が達成されてない事を示唆しているような気がするんです。
(もちろんすごくこだわってる方もたくさんいます。※スタッフが美味しくいただきましたという意味合いぐらいのお断り)
mixでどんだけいじくってもまったく無意味に近いんです。


これは言いすぎになるのでしょうか?

ウィキペディアでみつけたラウドネスの樋口宗孝さんの名言が印象的でした。
「やっぱり樋口が叩くとこうなるな」では終わりたくない。
それはプレイも音もでもあったのだと思う。つねに幅広いサウンドと音楽性を追求するべきと。

みんな『ドラムってこんなもん、こういうもん』と決めつけすぎてないでしょうか。
playスタイルしかり。


最終的に冒頭のトラックメイカーさんは、
「打ち込み的手法でリズムトラックを作成するにしてもやはり、ドラムの音は楽器で生で根本から作らないとやはり向こうには勝てない」とひとりごちていました。


やはり最後は結局そうなります、なりましょう。

ちなみにトラックメイカーさんにはうってつけの生ドラムループ集はこれですよ。リズムを解体し再構築して打ち込みに使うのも、あり!

https://www.edo-mae-recordings.com/edomae-loops/ryo-kanda-trip/

とにかくドラムのことならなんでも僕にまずはご相談してくださいな!冷やかしでもok (笑)

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レコーディングでの基本的なドラムの音の作り方。

レコーディングは基本的に『よっぽどの事情が無い限り』
リズムのかなめとなるドラム、ベースから収録して行ゆきます。
(江戸前では1発も多いですけど)

まずスタジオ入りしたらさっそくドラムのセッティングからです。

ドラムのサウンドはレコーディングの中で最も重要なポイントを占めています。
なぜかというと、ドラムの音でぱっと聴きの作品の印象が決まってしまうのです。
ドラムサウンドの様々なファクター、つまり『楽器本体の音』『プレイヤーの音』『部屋の音』『レコーディングテクニック上の音』の複合作用で作品全体の『hi-fi感』や『low-fi感』、さらに『ジャンル感』『時代感』などが決まってしまうということです。

ドラムの音が『間違って』たら元も子もありません。失敗になってしまう。

なのでEDo-maeのレコーディングではドラムのセッティングから音決めに時間をかけさせて頂いております。
普通は1時間程度かかります。
熟練したドラマーの方の場合で45分程度でしょうか?。

音作りで重要なのは1にも2にも楽器選びとチューニング。

当スタジオではドラムを持ち込まれる方は少ないため、スタジオ所蔵のグレッチ・ラディック・ロジャース・パール・タマ・ソナー等から一番お客様のバンドサウンドに合う楽器を相談して決めさせて頂いてます。ヘッドもその都度換える場合もあります。
(現在基本的に用意しているヘッドはコーテッドアンバサダー、コーテッドエンペラー、ビンテージコーテッドアンバサダー、クリアアンバサダー、クリアエンペラー、プロトーンシングル、プロトーンダブル、ピンストライプ、ファイバースキンです。キックのヘッドも多数)


事前にミーティングをしたり、リハーサルを見学させて頂いて決める場合も多いです。
本来そこまでしないとベストなドラムサウンドを見極める事は出来ません。

ドラマーのみなさんも個人で悩んで色々な楽器を試しては自分の音を少しづつ追求していきますよね?
それをレコーディングだからといって、いやレコーディングなのに本来1時間やそこらで簡単に決める事は出来ないとおもいませんか?。同じドラマーでも曲によって音の解釈も違ってくるでしょう。
そこで江戸前の『超客観的』な視点を加味し、合理的に端的にもちろんドラマーさんと相談しながら、音の感覚を共有しながら、音『決め』をしてゆく。それにはやはり時間がかかります。
ちなみに江戸前さんはベーシストです。ドラムは全く叩けません!ゆえに超客観なのです(笑)。

『あ=、ドラム組めた??あ、っそう?そんじゃマイク立てるからさ。んじゃ、キックからもらえるかなぁ~~?』
『はいは~~い、okです。んじゃ曲いこうか~~~??』

とは、しませんwwwwww。
そんな適当なエンジニアさんは『日本を去れwwwww』


ドラムのレコーディングは『ドラム』に行き来してなんぼです。
そこで直すのはどちらかというとマイクセッティングではなく、ドラム本体のチューニングやミュート具合にほかなりません。スネアなんてバンバン替えますよ。合わなかったら。40台ぐらいありますからねぇ。

もちろん『現場』の雰囲気とか『状況』とか『どんなプロジェクト』なのか?『予算は』
すべて鑑みてやるには決まってるのですけれど。

1流のドラマーの方だとほんとに1発で決まる事も多いのです!
しかも1流の方であればあるほどマイキングやEQなどに頼ることはしませんので、むしろこちらもやりやすい訳です。『音作り』について楽器レベルでお話しさせて頂けますからね。

EQでなんとかしてくださいなんてドラマーはマレットで叩いちゃいますよ(硬い方で)~~~。www
 

ちなみに楽器と江戸前が外部スタジオに出張!てのもやってますから、ご相談ください。むふふ。

ラインケーブルの長さによる音の劣化を証明しました!

過日、江戸前レコーディングスにて行った面白い実験の結果をお知らせしましょう。

レコーディングの音質は常々ケーブルの長さで音が変わる、鮮度が落ちる、アタックがぼやけ音が遠くなる等々申してる江戸前ですが、それは本当なのか?というのを実験してみました。

まずは音源をお聴き頂きたいのですが、収録済のDrトラックからスネアとキックだけをモノラルで抜き出し、protoolsの192/ioよりアナログで出力、そのままアナログでinput に戻し再録音してスペクトルを比べる、というものです。(ピークを検出する方法にて)

 

sound[1]は1.5mのアウトのd-subケーブルからインの1.5mのd-subケーブル(オヤイデ製)にそのまま戻したもの。
sound[2]はその途中に5mのベルデン8412を12本継ぎ足し、合計63mのケーブルを通し戻したものです。
(勿論同じout1とin1を使用し、繋ぎ変えて収録しました)

音を聴きますと63mの長さを通した音の方がぼやけているように聞こえますよね。

スペクトル(周波数特性)も見てみましょう。

 3mのマイクケーブルのスペクトル

3mのマイクケーブルのスペクトル

 63mのマイクケーブルのスペクトル

63mのマイクケーブルのスペクトル

 両方を重ねてみた

両方を重ねてみた

サァどうでしょう!なんと63mでは500hz以下が軒並み5dB程落ちています。
また、なぜか1khz周辺が2~3dB増えていて、その先3khzあたりから先の高域がまんべんなく最大5dB程度落ちていますね!

いいですか?
みなさんEQとかよく触るとは思いますが、5dBって相当ですよ?ご存知ですよね?
ipodやiphoneのイコライザーだと、そうとうグイっと上げる感じが5dBです。
とんでもない量です。

太さやコシに関わるmid~lowが痩せまくって、『ヌケ』の高域もどっか行っちゃってます。
つまりいちばん『音の ”悪さ” に貢献する』1khz当たりが相対的にかなり増幅されていて、『かなり音が悪くなっている』のです。

しかも63mのほうは明らかにhiエンド・lowエンドがガクンと落ちているのが判ります。
つまりスペクトルだけ見ても、結果明らかに音が痩せてしまっていると言う事がお判りになるかと思います。
実際両方の音をセンターで同時に出し、片方を逆相にしてみましても、完全に音は消えませんでした。


63mといいますと極端な長さではありますが、ケーブルというのはこのように長くなればなるほど音が悪くなるという事なのです。3mと比べて10mだとしても、また様々な接続ルートの合計の場合でも同じです。(しかも半田の接点が多くなることでも劣化します。)

今回提示した結果だけでは『アタックがなまる』ことについては証明できませんが、音を聴くとそれもまたお判りになるでしょう。

例えばライブアルバムがやたら音が細い理由はコレです。

63メートルというとかなり長いと思うかもしれませんが、
商業用のいわゆる”カッコイイよくて大きいおしゃれな”
『THE RECORDING STUDIO』なんて何十メートルも実際ケーブルを引き回しているものです。
エンジニアのいるコントロールルームから見てドラムセットはずいぶんあっち側だったりします。
macやインターフェースを置いているマシンルームは一体どこですか?隣の部屋だったりします!?

江戸前ではマイクからマイクプリまではたったの5m、その先192/ioまでは1.5mの合計6.5メートルで生ドラムを収録しています。一般的なレコーディングスタジオの大体半分以下です。
使ってるケーブルもベルデンの8412という高品位なモノで、1.5mの192/ioまでのd-subケーブルはオヤイデ製。
※ケーブルの型番についてはだめ押しで言ってるだけで、別にカナレでもmogamiでもなんでもいいんです。
ここで言いたいのはケーブルの『長さ』。


マイクだのマイクプリだのコンプだのプラグインだの録音フォーマットだの何bitだの192kだの言う前にもっと、大事なことがある事をここで声を大きくして言いたいのです。



江戸前のレコーディングの音の良さ、
『太い、リアリティーが有る、実在感がある、空気感に溢れている』
の究極的要因はこれかと思っています。


ところでこの実験、やってみて実は僕的には『思ったほどそこまで極端な差がない』という意外な結果でした(笑)
自分で擁護するわけではありませんが、今回は『ラインレベル』での実験だったからなのでは?という疑念があります。経験上マイクレベル(ラインレベルよりケーブルを流れる電気が小さい)でのレコーディングではもっと音の差を実感しますので。(もちろんギターのアンプまでのシールドの長さも同じことですよ。しかもギターから出る信号レベルはとても小さい。エフェクターをたくさん繋ぐ事しかり)
 

次回は時間がある時是非『マイクレベル』の信号で同じように実験してみたいとおもいます。

まったく音とは厄介なモノですわ。。。。

輪廻転生するドラムサウンド

ドラムサウンドは時代を表す。

街で「まんまるメガネ」ってなファッションが何十年ごとに再び流行るように、ドラムサウンドにもその時代なりの流行り廃り、輪廻があります。
だが、サウンドの志向は繰り返してるように見えてしかし成長しています。

スティーリーダンのような程よくアナログ感のあるハイファイサウンドなんてのは永遠のスタンダード。ひたすら上質を目指す音姿勢。
逆にひところ流行ったようなデジタルデジタルしたちょっと固めのニューヨーク系サウンドは今は悪い意味で古臭さを感じざるを得ないです。


ドラムレコーディングの世界ではクエストラブが出て来たあたりから、ドラムサウンドにも実験性が出ててきました(そりゃもちろんリンゴだってやってましたけど)。楽器のチョイスやチューニング、そしてレコーディングエンジニアリングに一癖二癖持たせる。しかもドラマー本人がサウンドをプロデュースする。ただキャンバスに緻密に写実性だけで描くだけでは得られない音の質感をめざす姿勢。

楽器自体も進化してるので、ハイファイでありながらもビンテージの深さみも持つというようなサウンドも見かけるようになってきました。(製品としてはその逆のコンセプトのものはあまり見かけませんけど、あ、keetとかかな)クリスデイブの新作などは今の楽器でビンテージなチューニングを施し、最新の演奏アプローチをしているっていう感じですし。

しかし、この辺はエンジニアリングの進化も関わるのです。もともとレコーディングエンジニアは特に日本ではその仕事の立ち位置としては『受け身』の美学みたいなところがありますから。ところが世界一優秀でドラムを理解しているドラマーがエンジニアとしての技法とセンスを持ち音楽を作る時代。。。。

このようにドラムという原始的な楽器なのに、常に進化して深化してる。海外では。

("海外では"。時間を潤沢にかけて (つまり金かけて)、いろんな楽器やチューニングや録りかたを追求する。まぁなかなかできませんね。。。)

このようにドラムサウンドが進化するのはなぜか、それは逆に原始的なモノだからかもしれない。
 

小口径ドラムセットでクリエイティブなサウンドを作るなんてのも、なかなか現代的であるとも言えるかも。

これからあげるサンプル音源は16インチのバスドラのシライkeetのセットです。

このサウンドはEDOMAELOOPS 神田リョウeditionに収録されているのですが、

そのLOOPで曲にしたものがこれです。日本のもっとも古い音世界の琵琶と今ぽいドラムサウンドって、合うんですよ。『歌』というより『語り』なVocalとも。


私は、ドラムそのものでの次元 (時点) でクリエイティブな『音作り』をしたい。
様々なサウンドを積極的に採り入れていきたい。
アーティストが、許すならば。
というか、許容するならは。

というかそのドラムサウンドがそのアーティストを生む、くらいの順番であってもなんら問題ないと思いませんか?