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シンバルサウンドの音楽全体における重要性の高さについて

今話題のジルジャン Sweet Kシンバルたち!!!

今話題のジルジャン Sweet Kシンバルたち!!!

 ドラマーのみなさんはある程度経験を積んで来ますと行き着くところはシンバルといいます。

 

ほかのスネアなどの皮モノはチューニングやヘッドの交換によってサウンドをある程度変えることができます。スナッピーやラグなどのパーツしかり。

 

それに対しシンバルは磨くくらいしかないわけです。( 庭に埋めるとか?(笑))

 

なのでそのチョイスがとても大切になってきてまさに沼、なわけですが。

 

ところがそのシンバル。もちろんその個体差種類差は大きい問題ですが、やはり楽器たるものなによりもその演奏者の音というのが露骨に出る楽器です。

どんな楽器でもその奏者の音になるのは当然ですが、シンバルには特にそれを感じます。それはおそらくパーツの集合体の皮モノとは違い、金属の単体であるからなのではないでしょうか?

また叩いた瞬間の変形も大きいのもあると思います。

 

レコーディングを沢山していますと、シンバルの音が「汚い」プレイヤーに多く出会います。

何故汚くなるのかの細かい奏法的なことの解説は他に譲りますが、おそらく振動が飽和しているのだと思います。(振動の飽和はどんな楽器でもありうる。)

数多い楽器の中でもシンバルはその飽和のラインがとても低い気がするんですね。また難聴気味の人が多いドラマーさんたち、特に意識しないとどうしてもぶっ叩きがちになると。

 

ではその飽和した音の状態とはなにか?それは「歪みの表出」です。

「歪み」とはギターアンプやエフェクターには大事な要素ですが、シンバルにおけるそれは物理的に説明するのは困難ですけどとにかく「汚く」「耳触り」な成分が突出してきます。歪みには美しいものと美しくないものがある。

 

しかもその歪みはレコーディングでのコンプ処理や音圧上げ処理でもっとも顕著に「引っかかってくる」成分なのです。

また、データ圧縮したときにも大きく引っかかってきます。( シュワシュワーっ て)

 

しかもそもそもその「汚い歪み成分」は音響機器やデジタル音声処理の「汚い歪み成分」とかなりそっくりなのがとてもやっかい。

 

つまり、どんなにピュアに丁寧にレコーディングしてもそもそもシンバルの音が汚ければ全て台無しになってしまいます。しかもシンバルのせいではなく音響機器のせい?エンジニア下手??みたいに聴こえてくる。

 

シンバルはリリースも長くライドなどは常に「シャーっ」て鳴り続けたりしてますから、アイスクリームに抹茶パウダーを満遍なく振りかけたような、窓に薄い汚いレースのカーテンを掛けたような作用を音にもたらしてしまうのです。(抹茶は美味いけど)

 

どんな楽器にも上から漠然とした感じで汚い歪みを被せてくるような状態。

そんな風にシンバルの音が汚いと音楽全体の音が汚くなったような印象になるのです。

 

例えば、ドラムセットのサウンドだけをとってみてもシンバルのチョイスで皮の鳴り感が変化したり、セット全体の音の重心が上がったり下がったりするような経験をしたことがある人も多いと思いますが、それがさらに楽曲全体の音の仕上がりに影響してくるのです。

 

ロックの特に音圧の高いような楽曲で「音が汚いなーっ」って思うものを良く聴いてみて下さい。まずはシンバルが汚い。

それはもしかしたら機材やミックスで汚くなったのもあるかもしれませんが、そもそも叩き方の悪いシンバルの歪みがそう聴かせてるのかもしれません。

 

ドラムサウンド、いや、バンドサウンド全体を見直すときは是非シンバルのサウンドや叩き方に注目してみて下さい。ドラマーさんだけでなくバンドみんなで。。。

 

一番高い音域にホワイトノイズが乗ってしまってるような音になってませんか?ぃ?

シンバルがsweetな音だと全体が甘ぁい雰囲気な音楽に。。。♡ シンバルも女性も優しくしてあげると「響く」。

シンバルがsweetな音だと全体が甘ぁい雰囲気な音楽に。。。♡ シンバルも女性も優しくしてあげると「響く」。

レコーディングでの生ドラムサウンドの大切さをもっと認識しよう!

先日レコーディングに来たトラックメイカーさんが言ってらしたんだけど、トラックメイキングにおいて「どんだけ頑張ってもキックが向こうに負ける」のだそうだ。使用機材や方法論は同じでも。

これは僕も常日頃思っている、「ドラムサウンドが常に向こうに負けてるなー」という印象とリンクするものです。

ま、勝ち負けではないんだけど!

はっきりいってマイクやマイクプリ等の機材は向こうに負けてるなんて事は少なくともない。楽器レベルで考えてもパールやヤマハ、TAMAなど日本のドラムは世界を席巻してるわけだから楽器のせいではないはず。

では、なぜそのような音の差が出るのでしょう。
まずは日本の現場ではドラムの音を確信的に(もしくは結果として)悪くしている、というか地味にしてるというのがあります。歌を活かす為です。日本のボーカリスト は「声が弱い、歌が弱い」場合が多く、ドラムサウンドが良すぎたり迫力がありすぎるなどしてドラムに耳が行くようでは曲として成立しなくなる可能性が出できちゃう。だからLOWの少ないドラムサウンドにしてしまう(他のオケも含めて)。まず、一点はそれ。

第二点としては、単純にドラムサウンドに対しての感覚が成熟してないというのが考えられると思います。
アメリカなんかだと特にどんなアマチュアバンドであれドラマーはマイセットをライブに持ち込むらしい。それが当然の日常なんだそうです。(ドラムの売り上げも日本の比ではないと)

日本ではワンマンならともかく、対バン式のライブでのセットの持ち込みや入れ替えなどあんまりやりません。運搬の問題もあるだろうし、さらにライブハウスも嫌がるでしょう。
ライブハウスにしても良いところもあるでしょうが、大方とんでもない状態のセットで金すら取る有様。リハスタしかり(最近の都内のスタジオはかなりいい感じのところが多いですが)。つまり、みんなドラマー含め『ドラムの音をあんまり知らない』んですね。
ドラムの良い音も、音のバリエーションの幅広さや深みも。一つのセット・スネアからいろんな音が出せる事も認識できないでしまっています。


例えばレコーディングで良く感じるのですが、スネアの音の好みの傾向がみな画一的であること。ハイピッチで倍音カンカンでサステインの長い音を好む傾向が”未だに”驚く程高いです。
スネアの音にはドスって音からパスっ、ダッ、スタン、カン、トワーンまで非常に幅広いバリエーションがありますが、カンカンだけが非常に好まれる傾向です。
音には流行りがあるのが解りますし常に目新しくあるべきだとは思わないですが、ちょっともう食傷気味な音の傾向です。(最近はダスっがやっと流行りだ出しましたけど)

欧米のサウンドを見ると一枚のアルバムの中で様々なスネアのトーンに出会う事ができますが、日本のアルバムだとスネアのトーンのバリエーションが非常に少ない気がします。
バンドの場合、曲によってスネアのサウンドがいちいち変化するのはドラマーの個性付けや統一感の面からあまり好まれない側面があるのは承知だけれど、アーティストモノの場合もっと幅広いスネアのトーンバリエーションがあってもいいと思うのは僕だけ?もちろんドラムセット自体のトーンも。

現場プロデュース的にどのドラマーを呼ぶのかとかにも関わってくるけれども、あまりにドラムサウンドの追求に時間が割かれてないような気がするCDが少なくないです。
限られた予算や時間との兼ね合いがあるのは重々承知の上でもあるけれど。

作品の音の質感を大きく左右するドラム、手順的にも始めに収録されるドラムであるからして、そのサウンドは以降にダビングされるウワモノの音を左右すらするはずでしょう。
結局ドラマーもプロデュース側もドラムの音にそこまで「拘ってない」のでしょうか?
特にエンジニアはドラムのマイクセッティングと音決めが早いほど現場では優秀とされる傾向があります。
だからドラムの生音に問題があっても卓を離れず手元のEQやコンプでささっとやってしまう。。。

つまり生音を聴いていない。もしかしたらしたら興味すらない(?)。
これはあり得なくないすか。。。
ブースの行き来すらおっくう?。。。。


また、相手が著名なドラマーであるほどなんとなく音に注文がつけづらい雰囲気があったりもします。ドラマーによってはその音自体がトレードマークである事も多いでしょうし。

しかし、本来ドラムサウンドとはそういう簡単なものではないと思うんです。厳密に言うとドラムサウンドと音楽の関係がそんなに簡単なモノであるはずがない!ということでもあるでしょう。
ドラムサウンドとは、ドラマー自身はもちろん他のパートのミュージシャン、そしてエンジニア等現場にいる人間皆で創り上げるべきものですよ。ドラムチューナーさん含め。

そのぐらいそれは大切で、音楽そのモノを左右するファクターであると僕は思っています。

あらゆるポピュラー楽器の中で最も繊細な音作り(楽器レベルでの)を要求されるドラムに少し無頓着とも言える状況こそ、日本の音楽的成熟が達成されてない事を示唆しているような気がするんです。
(もちろんすごくこだわってる方もたくさんいます。※スタッフが美味しくいただきましたという意味合いぐらいのお断り)
mixでどんだけいじくってもまったく無意味に近いんです。


これは言いすぎになるのでしょうか?

ウィキペディアでみつけたラウドネスの樋口宗孝さんの名言が印象的でした。
「やっぱり樋口が叩くとこうなるな」では終わりたくない。
それはプレイも音もでもあったのだと思う。つねに幅広いサウンドと音楽性を追求するべきと。

みんな『ドラムってこんなもん、こういうもん』と決めつけすぎてないでしょうか。
playスタイルしかり。


最終的に冒頭のトラックメイカーさんは、
「打ち込み的手法でリズムトラックを作成するにしてもやはり、ドラムの音は楽器で生で根本から作らないとやはり向こうには勝てない」とひとりごちていました。


やはり最後は結局そうなります、なりましょう。

ちなみにトラックメイカーさんにはうってつけの生ドラムループ集はこれですよ。リズムを解体し再構築して打ち込みに使うのも、あり!

https://www.edo-mae-recordings.com/edomae-loops/ryo-kanda-trip/

とにかくドラムのことならなんでも僕にまずはご相談してくださいな!冷やかしでもok (笑)

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レコーディングでの基本的なドラムの音の作り方。

レコーディングは基本的に『よっぽどの事情が無い限り』
リズムのかなめとなるドラム、ベースから収録して行ゆきます。
(江戸前では1発も多いですけど)

まずスタジオ入りしたらさっそくドラムのセッティングからです。

ドラムのサウンドはレコーディングの中で最も重要なポイントを占めています。
なぜかというと、ドラムの音でぱっと聴きの作品の印象が決まってしまうのです。
ドラムサウンドの様々なファクター、つまり『楽器本体の音』『プレイヤーの音』『部屋の音』『レコーディングテクニック上の音』の複合作用で作品全体の『hi-fi感』や『low-fi感』、さらに『ジャンル感』『時代感』などが決まってしまうということです。

ドラムの音が『間違って』たら元も子もありません。失敗になってしまう。

なのでEDo-maeのレコーディングではドラムのセッティングから音決めに時間をかけさせて頂いております。
普通は1時間程度かかります。
熟練したドラマーの方の場合で45分程度でしょうか?。

音作りで重要なのは1にも2にも楽器選びとチューニング。

当スタジオではドラムを持ち込まれる方は少ないため、スタジオ所蔵のグレッチ・ラディック・ロジャース・パール・タマ・ソナー等から一番お客様のバンドサウンドに合う楽器を相談して決めさせて頂いてます。ヘッドもその都度換える場合もあります。
(現在基本的に用意しているヘッドはコーテッドアンバサダー、コーテッドエンペラー、ビンテージコーテッドアンバサダー、クリアアンバサダー、クリアエンペラー、プロトーンシングル、プロトーンダブル、ピンストライプ、ファイバースキンです。キックのヘッドも多数)


事前にミーティングをしたり、リハーサルを見学させて頂いて決める場合も多いです。
本来そこまでしないとベストなドラムサウンドを見極める事は出来ません。

ドラマーのみなさんも個人で悩んで色々な楽器を試しては自分の音を少しづつ追求していきますよね?
それをレコーディングだからといって、いやレコーディングなのに本来1時間やそこらで簡単に決める事は出来ないとおもいませんか?。同じドラマーでも曲によって音の解釈も違ってくるでしょう。
そこで江戸前の『超客観的』な視点を加味し、合理的に端的にもちろんドラマーさんと相談しながら、音の感覚を共有しながら、音『決め』をしてゆく。それにはやはり時間がかかります。
ちなみに江戸前さんはベーシストです。ドラムは全く叩けません!ゆえに超客観なのです(笑)。

『あ=、ドラム組めた??あ、っそう?そんじゃマイク立てるからさ。んじゃ、キックからもらえるかなぁ~~?』
『はいは~~い、okです。んじゃ曲いこうか~~~??』

とは、しませんwwwwww。
そんな適当なエンジニアさんは『日本を去れwwwww』


ドラムのレコーディングは『ドラム』に行き来してなんぼです。
そこで直すのはどちらかというとマイクセッティングではなく、ドラム本体のチューニングやミュート具合にほかなりません。スネアなんてバンバン替えますよ。合わなかったら。40台ぐらいありますからねぇ。

もちろん『現場』の雰囲気とか『状況』とか『どんなプロジェクト』なのか?『予算は』
すべて鑑みてやるには決まってるのですけれど。

1流のドラマーの方だとほんとに1発で決まる事も多いのです!
しかも1流の方であればあるほどマイキングやEQなどに頼ることはしませんので、むしろこちらもやりやすい訳です。『音作り』について楽器レベルでお話しさせて頂けますからね。

EQでなんとかしてくださいなんてドラマーはマレットで叩いちゃいますよ(硬い方で)~~~。www
 

ちなみに楽器と江戸前が外部スタジオに出張!てのもやってますから、ご相談ください。むふふ。

昨日のメタリカサウンドの補足

 昨日はメタリカのサウンドや演奏がどんなにぶっ飛んでいるか、振り切ってるかを書きました。

 

で、丁度よくドラマーのラーズの

「俺はテクニックには興味がない。

いかにメタリカというバンドのドラマーであるかに拘っている」

というようなインタビューが出て来て(笑)。

 

レコーディングにはテクニックだけでなく、音質や機材のクオリティも如実に関わってくるわけですけども、メタリカがそれを蔑ろにしてるわけではもちろんなく、スタジオやスタジアムに着いて自分の立ち位置、ドラムスローンに座った瞬間にそれが全てベストコンディションに整ってる環境にいるということは言うまでもありません。

 

ラーズがドラムの音に無頓着なのではなく、最高のサウンドや状態が「優秀なスタッフたちの努力により」既にそこにあるからである、

 

というのを忘れてはいけませんよ。

(笑)

 

 

(もちろんメタリカ側が報酬含めた最高の労働環境を彼らに提供しているからその仕事が出来ている。というのも忘れてはいけません。)

 

TOPが一見立ってないように見えるけれど、実はしっかりシンバルの裏に小さいマイクが立っていますね。

コストコに連想されるメタリカによるレコーディングでの振り切り感

コストコに来ている。まず、なにもかもスケールが違う。 

まず広い(笑)テレビから薬からタコからイカからコンタクトレンズから花からテントまで何でも箱売りしている。(笑)

 マジック20本入りとかハサミ5個入りとか、誰買うねん!(結構売れてる)一事が万事この調子でとにかく振り切りが凄い。

 お食事処のホットドッグは死ぬほどまずく、カスタードはただ酸っぱいだけだし、スムージーは死ぬほど甘い。。。酸っぱさや甘さは日本のそれとは三倍くらいの差があります。

全ての納入業者に商品のパッケージをコンテナの規格に合わせさせるチカラ技に憧憬?すら覚えます(笑)確実に他より安さ感はありますがどんぶり勘定的に見えるところも良い。

とにかく振り切ってる。 

 

これで思い出したのが何故か「メタリカ」(笑)。

 あの、賛否ではなく否定意見ばかりだった「デスマグネティック」の超極端な大音圧汚れマスタリングや、古くは「メタルジャスティス」のベースの極端な小ささ。「St.anger」のこれまた極端なスネアの高次倍音。

誰に何言われようとシラネー、俺らのカッコいいと思ったことしからやらん! 

 みたいな振り切りにコストコに似たアメリカ文化を感じます。

 「味噌汁の具?そんなにいらないって?

シラネ」 

みたいな。 

 

ラーズ『なに?僕のドラムがよれているって?

全くナンセンス。お前はグルーヴのクの字も知らん、うせろ』

 

とか言ったとか言わないとか。。。(笑)

 

 

 こういう振り切ったレコーディングを是非してみたいし、そういう振り切ったアーティストほど今求められる気がします。

 

 ギターウルフ的な。

 

 

音楽は産業廃棄物以下?

とある回転寿司に来ている。 

席がバックヤードの側なので裏側が見える。ものすごくテキパキと働いているがとてもその動きは雑だ。昨今のAIを搭載した工業ロボットよりはかなり雑。

今朝、産業廃棄物を選別するAIロボットの話しをNHKで見た。素晴らしく美しい動きでゴミの分別をする高性能ロボット。

 

しかし、今目の前で働いている回転寿司屋さんのアルバイトと思しき人間の動きと仕事は。そのゴミ分別ロボットより粗雑で出来上がって来たモノもとても食べ物に見えない。

 

扱ってるのは 食品だよ?

 

その寿司?の扱いに驚きを隠せないのもあるし、 

ひょっとして我々音楽業界の人間もそのように音楽や「人」を扱ってるように思えて、悲しくなる。 安い値段でコキ使い、人が演奏したものを良しとせず素材として扱うのみ。人が人らしく音楽が音楽らしくあるためのレコーディング手法や環境とはとても思えない現状。。。そして機械の都合や尺度で演奏や音楽を改編する。

とてもじゃないけど、丁寧に音楽を料理して お皿に並べてるようには感じられない時がある。

それはその回転台を回る粗雑に盛り付けられた「寿司のような物体」と同じくらい粗雑な音楽が多ような気がしてしょうがなからです。

 

そのロボットが扱うゴミ以下の扱いで作られた寿司のようなモノを行列して喜んで食べてるというなんというかその、人々の感性の退化や安いことが何よりの正義みたいな社会風潮に本当に悲しさが溢れたのでした。。。

 

 音楽くらいは愛情を掛けて作っていきたいもんです。

 

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間違ったドラムのmix処理のカタログ

いい音ってのを少しづつでもわかっていただくのを最近のテーマにしている江戸前ですが、今日は『音楽性とかmixアプローチとかセンスは色々あるけど、明らかにこれは音を悪くしているだけのドラムの処理』をご紹介していきます。(なんちゅう企画,,,)

標準的にいい音をまず聴いていただいた後に、8パターンのよくないDrumのmixをつなげてみました。まづはどうぞ。

1. 0:00 <プレーンないい音>

2. 0:21 <細くしょぼい音>

3. 0:42 <帯域が狭くなっちゃった音>

4. 1:04 <広がりがなく立体感がない音>

5. 1:25 <マキシマイズしすぎて厚みが無くなった音>

6. 1:46 <アタック成分が出過ぎで不自然な音>

7. 2:08 <アタック成分がなさすぎてノッペリした音>

8. 2:29 <サステインを切りすぎて不自然な音>

9. 2:51 <デジタル的に汚く音声スペックの悪い音>

10. 3:12 (再)プレーンないい音

さぁ1個1個解説していきましょう

1. これはNO EQでドラムのトータルにうっすらコンプを『まとまり感』を出すためだけにかけている音です。(単体にコンプはかけていません) ダイナミックで自然で、広がりもありオーディオ的にも『いい音〜〜〜』って感じだと思いますよ。どうすか??

2. 0:21 <細くしょぼい音> これは大きすぎるレコーディングスタジオで録った音に近いですね(単純に劣化しているだけの音)。とにかく細い、しょぼい。。。mixによってこうなってしまっているときは主に、『抜けを重視したくて』LOWやLOWMIDをカットしたというのが多いんではないでしょうか?しかし!じつは『抜け』というのはそういうことではないんですよ!なんで抜けさすのに細くすんねん!(笑)

3. 0:42 <帯域が狭くなっちゃった音> これもなんでかしりませんが、機材の根本的な品質の問題でしょうか、LOWエンドとHIエンドがなくなっている音。けどHIがないのをなんとかしようとして逆に痛い音になってますね。12kHzあたりをむりやり上げてもその上の帯域が存在しないなら、ただの痛い音でしかありません。こういう音は現代のドラムサウンドのメインストリームとも言える音です。一個前の2もとても多いですけど(笑) もちろん帯域の狭いかっこいい音というアプローチもありますよ。けどそれとは意味が違います。もしわざと古いレコードの音とかの感じを目指すならもっと思い切って帯域を狭くしないと全然ダメです。

4. 1:04 <広がりがなく立体感がない音> これもアプローチとして半端です。近い感じにしたいなら別の方法がありますし、単に各パーツの立体感を消してしまっただけのリアリティーのない打ち込み的な音。

5. 1:25 <マキシマイズしすぎて厚みが無くなった音> 迫力を出したくてとか、ドラムを前に出したくてとか、張り付き感が欲しくて等で、なぜかマキシマイザーをかけすぎた勘違いした音。そういう音にするためにマキシマイザーをかけるのは本当に間違ったアプローチです。ドラムには絶対(笑)。ただ、楽器によっては軽いマキシマイズは『効く』こともありますが。

6. 1:46 <アタック成分が出過ぎで不自然な音> あまりお目にかかりませんがたまにあります。これも抜けさせたいからやってしまうやつです。厚みのあるアレンジでのmix全体のなかで、kickやsnのアタックが欲しい場合にたしかにアッタクだけ上げる処理は重要になりますが、これはもう崩壊しています。しかし本来、アタック成分とは本来mixで作るもものではなく、楽器の選定とチューニングそして叩き方で決まります。

7. 2:08 <アタック成分がなさすぎてノッペリした音> これをわざわざやる人はいないかもしれませんが(笑)、2.と同じく広すぎるレコーディングスタジオで録音したものをいじくりまわすとこういうことになってしまう可能性があります。マイクケーブルを引き回しすぎるとアタックはどんどんなまっていきますし、位相がわるかったりするとこうなりますね。ま、あくまでもこのsample音は『mixで作ってます』が(笑)

8. 2:29 <サステインを切りすぎて不自然な音> これもやりがち。。。。抜けがほしいのですか?分離が欲しいのですか?アッタクですか?そうですか(笑)。こういう音にするなら楽器のチョイスとチューニングやミュートで作ってください。これではドラムの音が『崩壊しています』 ※ま、録音時に戻れなくてどうしてもこういう音が欲しいときはアリではありますが。あともう一点、この音色の短さですとこのグルーヴとリズムパターンに合わない感じがします。もうすこしリリースがあった方が。。。

9. 2:51 <デジタル的に汚く音声スペックの悪い音> もうこれはどうしてこうなるのか的な。。。。。単に機材が悪すぎたりクロックが悪かったり、pluginかけすぎだったり、色々ですが。これはどっからどう見てもいい音とはいえませんね(笑)

ま、Soundcloudのストリーミングでこういう解説してもなんか矛盾すら感じますけど。。。。

10. 3:12 (再) <プレーンないい音> あぁ、ほっとします。ダイナミックで艶もあり、生々しく立体的で抜けもいい。。。。

 

ところで気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、COMPを掛けて作った音は除外しています。COMPを掛けた音で失敗しているのも数多く見かけますよ、そりゃ無限に。しかし、COMPによる音色操作は好みや意図や音楽性、また他とのmixバランスによって正解不正解が非常に主観的なのでこれはダメ!と、決めつけるのは無理があるので除外しました。

で、世の中のDrumの音はさらにもっと悪い場合が多いです。ご紹介した音源、プレーン状態を聴くと分かりますが非常にチューニングがバッチリで叩いている人も非常にうまいです。よく楽器を鳴らしていますし。ほんとに悪い音のほとんどは、このmixのいろんなダメさに加えチューニングも楽器の状態も悪いことがほとんど。

こうしてみますと『いい音』ってどんなモノなのかわかって頂けたかは別にして、『いい音にするのは』難しいということだけはわかっていただけましたかね。。。。。。。

ドラムの音はmixの基準です。このように間違った音にしてしまうと他の楽器は『ドラムに合わせてゆく』ことになるので仕上がったmixは本当にひどくなりますので、注意してくださいね〜〜〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『着崩れない』はいいドラムサウンド

最近、着物の女性を写真に撮らせて頂く機会が多いのですが、まず着物の写真を撮るには「朝の着付けとヘアセット」から始まります。

都内ですと主に銀座界隈の職人さんのところに行ってお願いすることが多いですね。

 

銀座ですと、土地柄日頃夜のお仕事のママのセットをやってらっしゃるわけで仕事にもそりゃ厳しい(当たり前)。食からブランドからなんでも一流な街ですからね。

で、一通り写真撮って夕方になりますと。だいたい会話になるのは。

「やっぱプロの着付けは崩れないわ。全然襟周りや帯周りが朝のままやし」

 

これです。ヘアセットしかり。

 

着物は凛として美しくあるだけではなく、その着ている女性の気持ちいい緊張感を一日中キープさせる役割もある。

だから、着物さんの方から崩れるわけにはいかないのですね。

これこそまさにプロの仕事。

 

ただパッと見で美しいとか表層だけカッコいいというのではそれはプロの仕事ではありません。

包丁一つとっても何年も何十年も研いで使っていけるか?(ここは包丁職人や鍛治師の丁寧な鉄を鍛える仕事にかかっているわけで)

 

木造建築は何百年持つ。現代建築はせいぜい何十年ですよ。なんでよ?(京都東寺五重の塔遠景、1644年の再建の5代目建築 photo by EDo-mae)

木造建築は何百年持つ。現代建築はせいぜい何十年ですよ。なんでよ?(京都東寺五重の塔遠景、1644年の再建の5代目建築 photo by EDo-mae)

 

ドラムにしても長いあいだのパワーショットに耐えられる構造なのか?長い年月で歪まない木材を丁寧に加工してるのか。。。。ギターならネックは長年にわたりまっすぐに安定できるか。。。

(ソニータイマーのように、時間が来ると壊れる設計になってるのは論外です! だからソニーは凋落した)

 

音楽や写真でも何年何十年たっても鑑賞に耐えられるか?いつまでもエバーグリーンでいられるか、です。

 

どうせなんか作るなら長い時間を使ってもらいたいじゃぁないですか?で、そこにはモノへの愛情と丁寧さが必須になってきます。

 

音楽作りってそういうもんです。

 

ちなみに、ドラムレコーディングでいいますと、しっかりレコーディングされたドラムサウンドというのは、

ベース→ギター→キーボード→ボーカル→コーラスetcと音を重ねていくほど何にも処理しなくてもどんどんいい音になっていくんですよ!

 

知らないでしょー?(笑)

 

これは時間が経っても全く崩れてこない一流の着付けや髪結いと一緒なんです。

 

そういうものはプラグインとかでは作れない。

そして化学調味料では作れないというのは、なんとなくみなさんもお判りになるのではないでしょうか。

ま、化学調味料の塊の『日清カップヌードル』みたいなのもありますけどねぇ(笑) これも永遠であります。。。

 

 

音楽における儀式性とはなにか。※ドラムチューニングであったり

音楽というのは、古来神様に捧げるモノだったり偉い人に捧げるモノであったのがルーツだと思います。

 

クラシックだとルーツの一つであるグレゴリオ聖歌は神へのささげもの(教会の長く深い響きに神性を感じていた)であったし、まあゴスペルやレイエム的な鎮魂歌も。日本の音楽だと声明あたりがルーツになりますがつまりそれは簡単にいうとお経なわけです。

お祈り前に線香をくべることもひとつの伝統的儀式と言えましょう。。。photo by EDo-mae

お祈り前に線香をくべることもひとつの伝統的儀式と言えましょう。。。photo by EDo-mae

 

このように敬虔な気持ちになりながら演奏するのが本来の音楽の姿。

 

レコーディングの歴史を振り返って見ても録音というのは「魂を吹き込む作業」でした。

 

例えば、マイク一本で歌もオケも全て録音していた時代があったのです。

それはそれは本当に儀式的というか。

 

一番偉く若く美しい「美空ひばり」さんがマイクに一番近い正面に立ち、音量バランスごとにその後ろに楽器隊を配置して全員で「まるで祷るかのように」録っていた。それはまさに!儀式。

言いかえれば緊張感をレコードに込める作業。(ちなみにその頃のレコーディングエンジニアは白衣を着て科学者のようであったのです。ちなみに科学は神を追い求める行為といいます。)

 

 

芸術には緊張感がつきものです。

 

僕は無くなったおじいちゃんに小さいころ習字を習っておりました。

おじいちゃんは「習字とはまず精神の問題、集中の問題である」と常々叱られました。

何故簡単な墨汁を使わずわざわざ墨を摺るのか?それは、硯に対峙し正座をして静かに墨を摺ることでこれから書く一文字一文字に対して精神を統一するという儀式でもあったわけです。

 

例えば仏壇に先祖代々伝わる過去帳や写経では1文字の間違いも許されません。つまり集中しなくてはならない。

 

現代においてはこの緊張をコントロールする過程が多くの場合見事に省略されています。「便利さやテクノロジーの優位という錯覚」において。

ハードディスクレコーディングしかりデジタルカメラの撮影しかり、間違いはすぐ訂正できますから、余計な緊張はいらない。(ここがアドバンテージでもあるけれど)

 

しかし、音楽の話題に戻ると本来音楽を演奏するというのは、このように常々緊張感を伴うものです。その緊張感があるからこそ美しさやリラックスを表現できるのです。

そう、緊張感を制御してこその芸術としての音楽であるわけです。

 

 

それでは現代の演奏におけるその緊張感のコントロールという儀式とは?

 

一つは演奏前に心を整える事としての「変身」。

つまり化粧であったり舞台衣装に着替えること。

 

演奏前実際そのメイクアップを受けている時間、着物での演奏ならその着付けをしてもらっている時間に演者は精神統一してどんどん集中してゆく。

 

その精神を高めることに集中する為のメイクさんであり着付け師さんであるわけでしょう。

 

特にメイクや着付けは専門的になればなるほど非常に難しいモノです。

だからプロフェッショナルに頼むのです。

着物を着る演奏家が本場前にどうしても自分で着付けなくてはならない場合、どんなに日頃着物を着慣れていてもかなり焦るそうです。何度も帯を巻き直したり。。。

それでは演奏に集中できるわけがありません。

 

普段やってることでもガチの本番前には専門家に頼むことの意味とはまさにそういうことだと思いませんか?

また、専門家や職人の仕事や所作は美しくそれ自体が儀式性すら感じさせるもの。。。

例えば一流のドラムチューナーの仕事。無駄ない動きで即座に求められる音をしあげていく。セッティングも美しく。。。。

 

レコーディングエンジニアの仕事とて一緒なのです。

例えエロい下ネタをダベりながらであっても。(そのダベりがミュージシャンのリラックスを誘うというのも当然計算済みであるわけですし)。

 

チューナーのson4さんがこないだ言ってました。ドラマー自身はチューニングが出来るにこしたことはないし、いや出来るべきであるが、大切な時こそは専門家に頼むべきだ、という趣旨の事を。

ドラマーは着物の柄や帯の色合いの好みをそのつど持つべきです、絶対。しかしそこをチューナーに丸投げしてはならない。だから本人もチューニングが出来てそれを理解してるのは最低限のベスト。

けど実際の着付けたるチューニングは大事なレコーディング前や本番前こそ専門家に委ねる。

それが演奏者の精神統一の仕方であり一種の儀式とは言えませんか?

 

それはレコーディングエンジニアの仕事しかりかと思います。

 

そういうことを考えて常に僕は仕事してますね。

おっぱいの話ししてるうちにでも美しく音が出来上がってるのがドラムチューナーさんやギターテックさんであり、レコーディングエンジニアなのです。

 

あとは演奏するだけ!!

それがいかに素晴らしいことであるか。。。。。。

 

 

ちなみに化粧が濃くて有名な僕の師匠は言ってましたね。

台風かなんかで次の公演地に遅れる。しかしどんだけ遅れようと、しっかり「変身」しなくてはならない。

けれどどんなに焦った気持ちや不安な気持ちでもその「変身」することにより精神を統一することが出来る。

 

これはこの「格好」で良かったことの一つであると。

 

 

演奏前の全ての流れは精神統一をするための儀式である、そう捉えると良いかと思います。

それは全て音楽そのものの為、演奏する自分の為です。

 

一刀三拝。仏像を掘るさい一刻みするごとに三度礼拝すること。。。そこまでは言いませんけれど。

一音一音を大切に、音楽に向き合うこと。。。。。

 

そういう特別感がないのが音楽を面白くなくさせている最大の理由のような気がします。

手軽すぎるのです。それはリスナーの聴き方のスタイルもでしょうけど。

 

晴れの日に着付けをプロに頼むのも一緒。大切な日にいかに美しい自分であるか。。。

そりゃ逃げられたら全て台無しですけどね(笑)

 

本来のプロフェッショナルはどんな状況や要求からも逃げないものだと思います。

 

今年一年も江戸前ではそういうことを緊張感をもって念頭に置き、レコーディングを頑張っていきたいです!

モノを大事にすることは、人を大事にすること、音楽を大事にすること。

 本年の、最終ブログ。

 

モノを大事にすることは、人を大事にすること、音楽を大事にすること。

 

今年もいよいよ最終日になりました。ほんとに色々、様々あった一年。

 

江戸前では、年初めには古典琵琶楽を現代最先端のドラムやリズムアプローチと融合させたYUIKO MIZUSHIMA AND THE BIWA INSTITUTIONの「BIWA AND LIPS」をリリース。また神田リョウとTRIPによるループ集もリリースさせて頂きました。どちらもとても高い音楽的評価を頂きました。(ループ集については来年早々アプリの発売を予定しています)

 

最近は江戸前のツイッターはドラムや音楽よりも写真の内容が多いのですが(笑)、音楽も写真も全く同じ性質のモノだと感じています。

また、カメラやレンズは楽器そのものと言えます。

 

特にレンズは楽器と同じように、写りつまりサウンドの流行りはあろうと100年使えます。実際僕も父親から譲り受けた50年モノのレンズを今もメインで大切に使っています。

また、江戸前には100才に近いスネアもあります。

 

その何十年も100年も大事に受け継がれる「モノ」。そこにとても深い魅力を僕は感じます。大切に設計され製造され使用され、親から子供へミュージシャンからミュージシャンへ受け継がれてゆく楽器。(もちろんカメラやレンズも)

 

江戸前で大切にお預かりしているとあるドラムセットは、今や一流のドラマーになった彼の幼少の頃に父親が誰かから大切に譲りうけたビンテージで、その父親が愛情を込めてメンテナンスして息子に与えたモノ。

それはそれはとてもいい音がします。また、彼自身もその父親や周りの人から「精神や美学」を受け継ぎ、楽器や音色を大切にし、なによりも音楽を受け継いでいます。父親からや偉大なミュージシャン達からや。

 

最近特に思うのは、人を大切にすることは音楽を大切にすることそのものだなってこと。(楽器や道具、カメラやレンズも含めて、もちろん)。

 

肉親や友人には値段をつけられません。死んだら代わりはないので。つまり人を大切に出来る人は大は小を兼ねるではないけれども、モノやそして音楽を大切に出来る人。

 

逆にいうと楽器や道具やモノすら大切にできない人は、人を大切にすることなど難しすぎるのではないかな?と、思うのです。

 

(つまり音楽を大切にすることなどもっと無理。だって漠然とした事象だから。だからズレた演奏や少し間違った演奏を許すことができず、残さない。修正する。。。それは素晴らしい演奏だったかもしれないのに)

 

 

人はAIではないので、誰かに大切にされればそれを感じることができ、感謝できる。

そして人は大切にされた楽器やレンズから奏でられた音楽や写真、絵画、演劇など芸術に感動することが出来るのだと思います。たとえ負けて悔しいとは言え、一流のスポーツ選手に感動できることも一緒。(蛇足だけど、昨今貴乃花がもっとも大切にしようとしてるのはコレではないでしょうか?)

 

最近、アップルが旧製品の電池の劣化への対処とかこつけて買い換えを促進するかのような、iPhoneの動作速度を低下させるプログラムをosに仕込んだと大問題になりました。

これぞ、デジタルツール時代の「モノを全く大切にしない精神」の現れではないでしょうか?

確かに僕も買い換えで引き取られていく古いiPhoneに全く感情を抱かなかった経験はありますが(笑)

iPhoneを発明した天国のスティーブジョブズは芸術家でしたので、悲しんでいるのではないでしょうかね。。。。。

 

ま、前述したとおりiPhoneにモノとしての愛着はあまり感じないにしても(笑)、モノを大切にすることは音楽を大切にすることであるし、その人はきっと人を大切にする人だと思います。

 

人と人の関係にも楽器と同じで「今はこの音は好みじゃないや」、ってバイオリズムはあるでしょう。

しかし、よっぽど金ない!(笑)とかじゃない限り僕は楽器を手放すことはしません。また、闇雲に買うこともしない。

 

だって、出会った楽器をまずは大切にしたいから。

 

それは、人でももちろん一緒なのです。

出会った人、大切な時間を過ごした人、大切な音楽を一緒に奏でた人、スタジオのお客さんや写真に写ってくれた人や関わる人•楽器やカメラやレンズ、そして音楽をずうっと大切にしていきたい。いまは少し使わなくなってしまってあるとしても。。。

 

そうして大切にされ受け継がれたモノや音楽は、そして僕やあなたが大切にしている「人」は、

 

将来、

 

父親が子供の頃に撮ってくれたピンぼけかもしれない、アルバムに雑に整理されたような、かけがえのない一枚の写真のような愛おしい存在になるでしょう。。。

 

 

音楽ってそういうものであるべきでしょう???

  

IMG_7005.JPG

今年の始めのご挨拶にも掲げた奈良の聖林寺の十一面観音立像をモチーフにしたYUIKO MIZUSHIMA AND THE BIWA INSTITUTION のイメージ写真。

自分が撮った写真なのに年越しには拝みたくなる。(笑) 

土門拳のその十一面観音立像の有名な写真へのオマージュでもあります。 

 スネアはTOSHI NAGAIモデル。powerd by 株式会社パール楽器製造。着付けは森町章子さん。メイクは鈴木俊一さんです。

レコーディングを成功させるための極意 <第一楽章>

一般的なレコーディングにおいて最も大切なのは、楽器 (主にドラム) の選び方。なんですよ!

これがレコーディングの1丁目1番地!

(※江戸前では楽器が多すぎて下手したら選ぶだけで1時間くらいかかりますwwwwww)

ドラムを選ぶ際、
単に叩いていて気持ちのいい音だ、気持ちのいい倍音だ、とか、ショットの跳ね返りの感触とか『叩いてます。俺!感』がいいだとかドラマーの立場では色々観点や好みがあるでしょう。

まず、物理的な話をしますと、ドラムに限らず楽器というものは全て基音と倍音で構成されています。フォルマント構成 (倍音がどういう風なバランスで出ているか) とエンベローブ(音が発せられてから消えるまでの音のフォルマント構成のその経過)が違うだけなんですね。

しかしドラムサウンドの場合、特に倍音が「どう出ているのか」または「出ていないのか」というのは、命であります。
何故なら音楽の構造上レコーディングの作業上、ドラムサウンドが基盤になってその上にいわゆるウワモノが乗ってくるから。つまりドラムの倍音はいい意味でも悪い意味でも他の楽器にマスキングされて(消されて)ゆく。また他の楽器の音に対しても逆にマスクを施す場合もあります。

つまり、ドラムの音がどう聴こえるのか、また、他の楽器がどう聴こえるのか?がお互いの楽器同士で大きく作用し合うのです。しかもドラムの音の場合、『マスキングする・マスキングされる』のイメージがしにくいし、非常にあいまいな感じがするかもしれません。なぜなら持続音が基本的にないからですね。(シンバルは持続音的ではありますが、シンバルの持続音としてのaudio的作用については非常に難しいのでまた今度)

ドラムレコーディングで難しいところはまさにここなんですyo!。

ドラムのレコーディングの時点で全てのウワモノが乗ってる事はいまや稀です。せいぜいベースとギターのみを同時にレコーディングというのが最近は多い。
じつは、素晴らしいドラムサウンドというのは、ウワモノが乗って来た時にその真価が発揮されるんです。

ドラムに乗っかる美女

ドラムに乗っかる美女

楽器の選定とチューニングが成功した「レコーディングされたドラム」というのは、上に楽器が重なってくればくるほど素晴らしい音に変貌していきます。まるで上質のメイクを施してゆくかのやうに。。。(ミックスバランスとかの問題ではなく本質に於いて。)

なので余程サウンドに熟達したひとでない限り、ドラムだけで録音を始めるというのは設計が終わってないのに基礎を打つようなものなんですね。
しっかり最後の仕上がりを見据えて、ほかの楽器が入って来たときにドラムが・全体がどう聴こえるのか、聴こえて欲しいのか?をしっかり考えて楽器を選び、音を決めなくてはいけないのです。

例えば、キックの程良い『ボワーン』という成分。ドラム単体だと目立つし邪魔に思うかもしれない。しかしその一見無駄にみえるその『ボワーン』と言う部分が、ほかの楽器と重なったときに一体感であったり存在感であったり、お互いを補完する成分であったり、とても有機的で有用な『大事な音』となる。加えキックにしろスネアにしろどのぐらい音が伸びているかでグルーヴや演奏が変わってすらきますよね!

このように経験や美的センスに長けたひとでない限り、ドラム単体で音決めをしてドラム単体でレコーディングを開始してしまうのは、実はかなり危険なんです。危険というかせっかくなのに勿体ないというか。。。

せめて夫婦であるベースとは一緒に、少なくとも必ず、せっかくだし一緒にレコーディングするのが本来の音楽から見ても正しいですし。美しいですし成功の近道ですよ!

さもなくばなかなか正しい、いやふさわしいスネアサウンドを決める事は出来ないし、キックのミュート具合すら決めかねる、そのくらいドラムサウンドは難しいんです。ピッチがとか、そういう簡単なものじゃぁないんですね。

もはやマイクとかプラグインとか機材とかそれ以前の、ドラムにおける『まず、コイツ(このドラム)は人格的にどうなのか?』
というような本質的な部分で楽器を判断し、選んであげることが大事ですし、ドラムや音楽への愛というやつなんです。


つまり、結局これだけは言えます!
そういう事は江戸前さんに是非相談するべきなのです!。
ドラムを録るならば、キメたいならば。
さすれば経験に裏付けられたドラムオタクすぎるベーシストなエンジニアさんならではの(ry

最後はと言うか、いつもの通り我田引水的なBLOGなのであったwwwwww
(笑)


(ドラムだけでなく、全ての楽器に言える事であるけれど)

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いそげ〜〜〜〜

 

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SM57が如何に神マイクか語るスレ part666

SM57。それは誰もが憧れない・どこにでもある・非常に安いマイク。
しかし!どんなレコーディングスタジオにも最低5本はあり、どんなレコーディングエンジニアでも一様に素晴らしいと評価する神マイクなのです。
某レコーディング専門誌で『無人島に1本持って行くならどのマイクか?』で、堂々1位!!!

タフで過酷な環境でもバッチリ使えそう!なんてことではなく、本当に1番汎用性が高いからなんです。


私は良く言うんです。『国会からメタリカまで』と!『すげー(S)マイク(M)57!!』と。。。。


実際日本の国会含めアメリカのトランプさんの会見とかでも映ってますよ。(アメリカは先進国なのでBETA 57)
ジェイムス・ヘッドフィールドのvocalは毎回これらしいですし、U2のボノはこれをハンドマイクで使うそうです。※もちろんレコーディングでの話。


とにかくこれだけは言えます!このSM57、何のレコーディングにでも使えます。


ギターアンプ、ベーアン、アコギ、スネア、タム、ボーカル、バイオリン、チェロ、バグパイプ、チューバ、オンドマルトノ、テルミン、大正琴、琵琶、カスタネット、彼女のあえぎ声、小鳥の囁き、大本営発表、玉音放送。。。。。。

特性としては決して広くないのですが、美味しいところが実に良く拾える。

本当に神ですね。しかもどこにでもあるし何でも録れるのでまぁ『八百万の神』とでも言いましょうか?

もちろんコレ2本とkickのマイクに何か立てれば、『技術のあるレコーディングエンジニアさん』
なら、ドラムセットでもそりゃあもう完璧。別にレコスタに入るまでもないんです。ドラムなんてどこでも録れるんですよ!
※いつもと言ってること矛盾wwww

『そうSM57ならね!』

それではここで、SM57をtopマイクに2本立て、kickにのみコンデンサーを補強で立てた場合の、
『マイク3本だけによる秀逸なレコーディングドラムサウンド』を御聞きください。
※kickにはLEWITT DTP 640 REXを使用。
 

はい、すいません、今回は話の趣旨としてはkickにも57で行くべきなんですが、57でも駄目なモノはあるんです。

KICK、、、、これだけは無理、SM57じゃ駄目………本当にSM57で録るkickだけは
『LOWが無いです!!!』。
試す価値なし(もちろんわざと使うのはあり!!!)

※しかしさんざん褒めておいて最後は落として終わるという。。。。

俺はSMでいうと
ドSかもな。

 

ちなみについでにこの神田リョウさんの映像の1:05からの音源のtopマイクはSM57です。ご参考まで。

クリックの性能が劣化しているらしい。。。???

今も昔もクリックによるレコーディングというのはスタンダードな手法です。
しかし昔のクリックと今のクリックには大きな違いがある事に最近気がつきました。

昔はクリックに合わせてDrum-Bass-Gt-Vo、、、、と録っていた。
もちろんクリックにあわせて演奏陣が1発というのもやる。

しかし昨今のレコーディングの多くは、DTMで多くを完成させてから、最後にレコーディングススタジオに移動しDrumを録るというのが非常に多くなって来ているのです。

DTM上で音源を制作する場合、演奏の基準は『完璧にクリック』となってしまう。
『クリックあれど』の部分の生ドラムによる生のグルーヴを演奏に取り入れる事ができないのです。

なぜなら仮の打ち込みのDrumにあわせ先にOKテイクのGtとかBsを録ってしまっているから。
つまり軸がストレートにクリックになってしまわざるを得ない状況なのです。

クリックを使えど生ドラムから順にまたは一緒に録っていくならば、生のドラムのゆらぎに対して他の楽器が合わせていく事になるのだけれど、始めにBsやGtなどのウワモノから決定してしまうと、生ドラムの本来のグルーヴを取り入れにくいのです。

上手いドラマーは完全にクリックに一致して叩いている訳ではありません。
その上で自由に泳いでいる。だからこそのグルーヴが有る。本来はそこに合わせるべきではないでしょうか?

最近はplugインのアンプシミュレーションの発達などで、作曲やプリプロ段階での作業におけるウワモのがそのままOKテイクになってしまう事が多いです。その方が確かに合理的な部分もありましょうが。
しかし、それによって『リズム主体の音楽であるはずのモノ』から一番大事なファクターが欠落している可能性があるのではないでしょうか?

生ドラムをドラム音源等を駆使して再現する楽しみもあるでしょう、しかしその楽しみは貴方のMacのまえだけで完結する些細なことです。

『生ドラムが生ドラムたる所以』に至るまでしっかり今のDTM的手法で取り入れる事ができていないという、その現状。非常に危惧される状況であると言えます。

しかも最後にドラムを生に差し替えればいい、という問題でもないんですね。。。。

レコーディングとはかくも難しいのです。
 

スネア女子 RACCO photo by EDo-mae (zeiss touit 32/1.8)

スネア女子 RACCO photo by EDo-mae (zeiss touit 32/1.8)

あまり言いたくはないんだけど、未成熟なのかなぁ?な、話......... ※また長い。。。。。。。。。

トラックメイカーさん、ていいますと普通のDTMで作詞作曲している方々の比べ、サウンドへのこだわりやその作り上げる『トラック』の質や意識がとても高い気がします。

ところで。

先日お客様でいらしたトラックメイカーさんが言ってらしたんだけど、トラックメイキングにおいて「どんだけ頑張ってもキックが向こうに負ける」のだそう。使用アプリや方法論は同じでも。

これは僕も常日頃思っている、「ドラムサウンドが常に向こうに負けてるなー」という印象とリンクするものです。ま、勝ち負けではないんだけど!
はっきりいってマイクやマイクプリ等の機材は向こうに負けてるなんて事は少なくともない。楽器レベルで考えてもパールやヤマハなど日本のドラムは世界を席巻してるわけだから、楽器のせいではないはず。じゃあレコーディングスタジオの電圧とか?気候の乾燥具合?(笑)

 

これはドイツですね、すみません。スネア女子by江戸前さん。(FUJIFILM X-T1、nikkor 20mm f2.8 Ai vintage by VSCO)

これはドイツですね、すみません。スネア女子by江戸前さん。(FUJIFILM X-T1、nikkor 20mm f2.8 Ai vintage by VSCO)



では、なぜそのような音の差が出るのでしょう。
まずは日本の現場ではドラムの音を確信的に(ただし結果として)悪くしている、というか地味にしてるというのがありますが、それは実は歌を活かす為だとおもいます。日本のボーカリスト は「声が弱い、歌が弱い」場合が多く、ドラムサウンドが良すぎてドラムに耳が行くようでは曲として成立しなくなる可能性が出でくる。ドラムの音像が大きかったり、かっちょよすぎると都合がわるいんですよ。(実際のところ、ダブルミリオンを何度も記録したドラマーさんが実際『わざとそうしている』といってた)。

まず、一点はそれ。

第二点としては、単純にドラムサウンドに対しての感性が成熟してないというのが考えられると思ってしまいます。
先日とあるアメリカ帰りのドラマーと話ししていたのだけど、アメリカなんかだと特に、どんなアマチュアバンドであれドラマーはマイセットをライブに持ち込むらしい。それが当然の日常なんだそうです。しかも、アマチュアであれドラムのセッティングが遅かったり、音が悪いと容赦なくコケにされ笑われ舐められるそうです。それでかなり鍛えられたと。確かに彼のサウンドはチューニング面含めて誠にすばらしかった。。。。

そういえば良くききます。ドラム関連の商業規模が日本とは比較にならないと。いや、楽器業界全体の規模がそもそも。。。。NAMM SHOWの会場の規模一つとってもものすごいでかいわけですよ。

日本ではワンマンならともかく、対バン式のライブでのセットの持ち込みや入れ替えなどまずやらない。運搬の問題(パーキングの問題とかも)もあるだろうし、さらにライブハウスも嫌がるかもしれない。まずこの時点でのドラマーの楽器や音に対するコダワリの無さと理解の程度が見えてしまう。
ライブハウスにしても質の良いところもあるだろうけれど、大方とんでもない状態のセットで金すら取る有様。リハスタしかり。つまり、みんなドラマー含め『ドラムの音を知らない』のではないでしょうか。
ドラムの良い音もしらないし、その音のバリエーションの幅広さ、深みも知らない。一つのセット・スネアからいろんな音が出せる事も、何もかも知らない、認識していないのかなぁ。。。。。。


例えばレコーディングで良く感じるのだけれど、スネアの音の好みの傾向が画一的であること。ハイピッチで倍音カンカンでサステインの長い音を好む傾向が『未だ』に驚く程高い。
スネアの音にはドスって音からパスっ、ダッ、スタン、カン、カンカーンまで非常に幅広いバリエーションがあるが、カンカンだけが非常に好まれる傾向です。
音には流行りがあるのが解るし、常に目新しくあるべきだとは思いませんが、ちょっともう食傷気味な音の傾向といえます。

欧米のサウンドを見るとレコーディングされた一枚のアルバムの中で様々なスネアのトーンに出会う事ができるのだけど、日本のアルバムだとスネアのトーンにバリエーションが非常に少ない気がします。
バンドの場合、曲によってスネアのサウンドが変化するのはドラマーの個性付けや統一感の面からあまり好まれない側面があるのは承知だけれど、アーティストモノの場合、もっと幅広いスネアのトーンバリエーションがあってもいいと思うのは僕だけ?もちろんトータルのセットのトーンもでっす。

レコーディングスタジオでの現場プロデュース的にどのドラマーを呼ぶのかとかにも関わってくるけれども、あまりにドラムサウンドの追求に時間が割かれてないような気がするCDが少なくない。次の曲どうする?あ〜〜〜イマいい感じなんでこのままでいいっす。set入れ替えとかめんどうだしいっす。    ..............
限られたスタジオ予算との兼ね合いがあるのは重々承知の上でもあるけれど。

レコーディング作品のそのものの質感を大きく左右するドラム、手順的にも始めに収録されるドラムであるからして、そのサウンドは以降にダビングされるウワモノの音を左右すらするはずでしょう?。
結局ドラマーもプロデュース側もドラムの音にそこまで「拘ってない」のかしら?
特にエンジニアはドラムのマイクセッティングと音決めが早いほど現場では優秀とされる傾向があります。
だから音に問題があっても卓を離れず手元のEQやコンプでささっとやってしまうのよね。

ま、僕がレコーディングエンジニアさんと現場で一緒になるなんてあり得ないんだけど(笑)

つまり生音を聴いていない。下手したら興味すらない。
これはあり得ないこと。。。信じられない。
ブースの行き来すらおっくうとは。。。。


また、著名なドラマーを呼ぶほどなんとなく音に注文がつけづらい雰囲気があったりする、というのもあるかな?。ドラマーによってはその音自体がトレードマークである事も多いでしょうし。

しかし本来ドラムサウンドとはそういう簡単なものではないと思うんですよ。厳密に言うとドラムサウンドと音楽の関係がそんなに簡単なモノであるはずがない!ということですね。
ドラムサウンドとは、ドラマー自身はもちろん他のパートのミュージシャン、そしてエンジニア等現場にいる人間皆で創り上げるべきもの。ドラムチューナーさんとか含め。

そのぐらい音楽そのモノを左右するファクターであると思っています。僕は。

あらゆるポピュラー楽器の中で最も繊細な音作り(楽器レベルでの)を要求されるドラムに限りなく無頓着とも言える状況こそ、日本の音楽的成熟が達成されてない事を示唆しているような気がする、というのは言い過ぎでしょうか。

mixでどんだけいじくってもまったく、無意味に近い。

これは言いすぎになるのでしょうか?

ウィキペディアでみつけたラウドネスの樋口宗孝さんの名言が印象的でした。
やっぱり樋口が叩くとこうなる」では終わりたくない。
それはプレイも音もでもあったのだと思う。つねに幅広いサウンドと音楽性を追求するべきと。

みんな『ドラムってこんなもん、こういうもん』と決めつけすぎているのかな。
playスタイルしかり。

なんでも型にはめて逸脱することができない日本人の国民性。保守的な。

ドラムサウンドがどんなに奥深く幅広く、美しいのかと言う事に気がつかないまま死んで行くのは、
まことに音楽を演奏する、聴く、関わる人間として大きな損失です。ぐらいのキモチ。



最終的に冒頭のトラックメイカーさんは、
「打ち込み的手法でリズムトラックを作成するにしてもやはり、ドラムの音は楽器で生で根本から作らないとやはり向こうには勝てない」とひとりごちていた。


やはり最後はそうなる。


また、『私には(若くてとか、まだキャリアがないし、とか、アマチュアだしとか)そんな世界があるのは、わかるけど、まだまだ遠慮しときます』
みたいなことでは本当にもったいない。
それ、全部江戸前で引き受けますよ。しかも料金に含まれているんですよ!
って話しなわけですよ。

ま、宣伝なんすけど。
んでもって江戸前さん、怖くもないんですよ!!

みんなマジ勘違いしてるけど wwwwwwwww

 

 

うるせ〜〜〜〜おっぱい

狭いからこそ音が『遠くなる』のはなぜよ?

寒! 

レコーディングでは各楽器の音像の『位置』というのがとても大切です。LRのスピーカの間または外のどこに・どの奥行きで配置するか。。。例えばやはりドラムは残響感とは別になるべく近く大きい音像でレコーディングしておくにこした事はないのです。

ところで、広いレコーディングスタジオだと、ドラムの録り音が遠い感じになる事があるというのはなんとなくイメージ的にわかりますよね?

しかし!

実は狭くても音響処理の悪いレコーディングスタジオこそ音が遠い感じになるというのはご存知でしょうか?
音の遠い近いというのは、マイクと楽器の距離からくる距離感の事ではなくって。

狭い部屋で音が遠くなるというのはなぜかというと、近接する壁からの「初期反射音(アーリーリフレクション、一度目の反射音)」が位相レベルでマイクの生音に被ってくるからなのですね。つまり反射音が直接音に波形レベルで影響を及ぼすという事なのですよ。それが時として逆位相として打ち消す作用をもたらす。

広いレコーディングスタジオの残響音というのは直接音には作用しないのです、なぜなら遅れてマイクに届くから。問題は近い壁からすぐに跳ね返ってくる初期反射音の質なのです。それがマイクに被って直接音に悪影響を及ぼす。。。吸音処理が適切ではない壁のレコーディングスタジオで音が遠くなるというのは、そういう理由なのですね。狭いから張り付くような音になるというのではないのです。(ドラムだけに限らずすべての楽器のレコーディングに関係します)

ちなみに江戸前では、非常に適切な壁処理が施されておりますので、音が遠いなどというコトは全くございません。(※設計はドラムマガジンさんでおなじみ、アコースティックエンジニアリング社さん)

さらにちなみに演奏面で言いますと、響きすぎの壁だとドラマー本人にとってうるさいのでショットが小さくなってしまいます。逆に吸いすぎはさみしいので叩きすぎになってしまいます。
ひょっとしたら壁の質というのは、マイクにどのようか音が入ってくるのか?という事よりも、実は叩き手のショットが変わってきてしまうという事の方が大きいかもしれませんね(笑)

なのでドラムの音というのは難しいのです。(笑)
無意識の意識がありますんで。

ちなみに音像の近い遠いに関しては、特にドラムレコーディングに於いてはケーブル長がものすごく関係しているというのはいつも言ってますが(笑)これもまたそのうち書きますね!

スネア女子 撮影 : 江戸前さん。モデルRACCOちゃん。

スネア女子 撮影 : 江戸前さん。モデルRACCOちゃん。

レコーディングにおいての『余韻や情緒のやうな』モノについての扱い方は。。。

(あぁ、なんて解像度の粗い写真でしょう。。。。)

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さて。。。。 

ピアノ楽曲でたまにサティとかの音数の死ぬほど少ない曲を聴きたくなる時があります。一部のドビュッシーとかラヴェルとか、シルヴェストロフとか。。。
それらはリストだのショパンだのの技巧系音数詰め込み系ピアノ曲よりじっくりピアノのトーンを味わえる気がしますよ。

同じようにドラムサウンドについても、音数少ない淡々としたプレイにホッとして酔いしれる事が出来る時があるけれど、そのようなプレイをする人はなかなかいない気がいたします。
というか、ドラムからそのようなホッとする素晴らしい音が出るというのを知らないリスナーやレコーディング制作者も少ない気もしています。

ひとえにポピュラーミュージック関係の制作者やエンジニアというのは、レコーディングにおいて音の減衰や余韻というものの扱いが非常に雑な気がしているのはぼくだけでしょうか?
その証拠に曲終わりのフェード処理の雑さをよく耳にしてしまうことが挙げられます。シンバルの余韻は果てしなく長く美しいはずなのだけれど、ズバっと雑なフェードで誤魔化す。
そこらへんから、音に対するセンスというか愛情というかについて残念な気持ちになってしまいますし、ミックスにおいての様々な音についての短絡的で雑な扱いが垣間見えてくる、気がするなぁ。

例えば最近のレコーディングエンジニアや制作者は生楽器に触れる機会がめっきり減ったといいますが、コンサートホールでのオーケストラの美しい余韻が、一部の興のわからない観客のデリカシーのないフライングなブラボーや歓声・拍手で掻き消され、イラっとした経験すらないのだろうなと他人事ながらさみしい気すらしてくるのです。

一人リズムオーケストラとも言えるドラムの音について、センスや愛情の感じられないレコーディング作品が存在するとすると、
それはそういった原始的なリスニング体験・感動体験がない人の手によるものなのかもしれないと、勘ぐってしまいますね。

『終わりよければ全て良し』ではないけれど、楽器の・音楽の美しさは余韻に集約される。
通して聴いたその曲が素晴らしければ素晴らしい程、最後の余韻は大事になってくると思うのです。

どうなのでしょうか?

余韻の雑な音楽はtopの写真のような画像に等しいのかもしれないな。(音の余韻の美しさはデジタルレコーディング理論的にいうと、bitという数値がよいほど(16bitより24、32bit。。。)美しく再現されるといいます。そのbitをわかりやすく写真にたとえると、画像の編み目の細かさといえるのです。)

 

身長の高いギタリストに音が細い人が多いという話しとドラムサウンド・・・

タイトルについての内容は後の方に触れますよ(笑)

 

どうして一部のドラマーは、ミュージシャンは自分の出してる音の「細さ」に気がつかないのか?

 

ドラマーに限らずミュージシャンたるや自分のサウンドで最も気にするポイントは「ヌケ」ではないでしょうか。または「パワー」だったり「存在感」?

これらは言い方は違えど似てる用語と言える気がします。

 

とにかく自分の音を際立たせたい!というのは誰でも通る道だと思います。

 

ドラムならより倍音がある、アタックのある、パワーのある(音量という意味ではないチカラのある)分離のよい楽器を選ぼうとするでしょうしそういう楽器が「差し当たり」売れやすいのではないでしょうか?

どこにあっても目立つスネア。。。

どこにあっても目立つスネア。。。

 

ここで注意しなくてはならないのは、ラーメンでもそうですが、

「どのくらいの味の濃さやしょっぱさ」が自分に適当であるか、です。

日頃、味の濃いものしょっぱいものを好んで食べている人はあっさりなモノや素材を活かしたような京料理のようなモノは物足りなく思うでしょう。

 

で、またしょっぱさや辛さというのは慣れるというか麻痺するものです。

で、ドラムですが。。。

 

ドラムの音量というのはとてつもなく大きいものです。みんな忘れてるかもしれませんが(笑)

 

レコーディングでマイクをセッティングするために屈んでたりする時、隣で普通の音量で叩かれているだけで正直しんどいものです。

(エンジニアさんが側にいるときは叩くのに注意しましょう)

 

で、多くのドラマーが日常の演奏活動と引き換えに陥ってると思われる「聴覚におけるハイの欠損やバランスの乱れ」。これがとてもその人の楽器選びに如実に関わってきていると思われます。

 

つまり、耳のハイが落ちてるからハイの特に出ているシンバルや楽器を選びがちになる、ということなのです。

その人にとってはちょうどよい「しょっぱさ」でも周りの人からみたら「しょっぱすぎ」。これが音が細いと評価されるドラマーやまたはその他のミュージシャンの「原因の一つ」であることはほぼ間違いありません。

 

「ハイが相対的に多いと音が細く感じる」のは誰にでもあきらかな事ですし、

「音のヌケ」とはハイが出てるかどうかとはまた別問題で、音が細いほどヌケてこないんですよ。

 

しかし、この音が細いかどうかというのはドラマー本人は全く気がつくことができません。なぜなら生音で自分の音と他人のドラムの音を同じ条件で聴くことは不可能だから。また、ドラムの録り音をそのまま出してくれるエンジニアも少ない。

 

リハやステージでのバランス、レコーディングのヘッドホンバランスもですが自分の音というのは心理上小さめに聴こえるという経験をした事のある人も多いでしょう。自分が聞きたいものはより大きく、つまり自分が聞きたい成分はよりデカくというバランスの取り方をする人は多いのです(特に初心者)。

 

ドラマーはただでさえ音が大きく耳を痛めやすいです。そこで物足りないからと音量を上げたりよりハイの多めの楽器を選ぶという悪循環。

ここに気をつけないとただ痛いだけのヌケない細いサウンドを繰り出すだけの演奏家になってしまう可能性があるのです。

 

ここで、やっとブログタイトルの「身長の高いギタリストは音が細い事が多い」説。をご紹介しましょう。

ギターアンプの多くは足元や高くても腰の辺りで客席へ水平に向けて鳴ってる事が多いですよね。そしてギタリストの耳は上の方にあります。

で、高い周波数の音ほど直進性が高いのですがつまり、スピーカーの位置に対してギタリストの耳の位置が高いほうが高い音域が届きにくいという状況になってるのです。で、ハイを上げ目のセッティングにしがちになる。

音が細い。。。。。。

(当然ですが背が高いギタリストは全員なんてことはもちろんありえません。 1つの傾向というか仮説です。)

座って弾くジャズ系のギタリストのアンプは比較的耳の高さの位置にあります。そんなギタリストの音は太いことが多い気がしませんか?

セミアコだからとかフルアコだから、というのもあるでしょうが。。。

 

自分の耳のハイのバランスはどうなのか?アンプ環境やモニタリング環境のハイの聴こえ方はどうなってるのか?

この辺に注意することで自分の出す音の太さやヌケを改善することの一歩が踏み出せるということをお伝えしたいですね。

 

ドラマーに限らずシンバルのチョイスだけに関わらず。。。。。

 

とにかく細い音は音楽に寄与しませんから。。。。

非常に僭越ながら苦言のようなモノwo...!

ピッチシフターおよびタイムストレッチの技術を応用したソフトウェア及び技法で、ドラムのリズムエディットをしているレコーディングエンジニアやアレンジャー等のみなさん、極端なまでにEQを多用するレコーディングエンジニアのみなさんに対する苦言。


みなさんまずは、
「ドラムの音が鳴るまでの事を1からイメージしてみてください。」

ドラムメーカーや職人が音色を研究し、様々な材やパーツを試行錯誤して楽器を開発し、製造します。

沢山のドラマーが血のにじむような努力をし自分のプレイと音色を研究し、練習します。

ドラマー本人やスタッフまたは、場合によってはドラムチューナーという専門家が素晴らしい作品を作るためにベストな音色、ベストな叩き易さの楽器をチョイスしその曲に最もふさわしい音色や倍音構成やアタック、サスティーンにセッティングします。

ドラマーが心を込めて演奏します。

そして、

あなたの手元にやってくるのです。

リズムエディットについてはプロデュースサイドの方針もあるのでその是非についてはここでは述べません。
問題はピッチシフターおよびタイムシフターを元にした技術•手法では音が変わる、音色が変わるという事です。(もしかしてそれに気がついていないのでしょうか?。)
「当たり前」ですがEQでも変わります。

やむにやまれぬ事情、またはクリエイティブな事情によりそういった技術を使うのは問題ないでしょう。
演奏のどこかのちょっとした瑕疵をフォローすることで全体の音楽のクオリティがキープされるならば。また、ケロケロボーカルを作る、等。

しかし、何も考えずに勝手にそういった処理でドラムの音色だけに限らず色んな音をマイナス方向に劣化させているレコーディングエンジニア等が非常に多いようです。(考えてない訳ではないでしょうが生ドラムの良さや特徴に重きを置いていないと言いますか。)

私は基本レコーディングエンジニアなので他のレコーディングエンジニアの仕事に遭遇する事はありえないのでこれは伝聞になりますが、こういったことは主にドラムチューナーや一部の意識の高いドラマーの方から聴くことが多いです。

彼らはリアルタイムで、今さっき心を込めて作り上げた素晴らしいドラムの音色を目の前で破壊されるという事に遭遇するのだそうです。

これは、出て来たばかりのパスタに何も考えずタバスコをドボドボするような行為に例えられますし、ケーキに醤油を掛けるようなモノなのです。
お客の立場でどういった食べ方をしようがまぁ勝手なのですが、この場合問題はウェイターのような立場である人間がシェフから出された料理にコレをやってしまってるという事です。(こっそりドラムサウンドをサンプルに差し替える行為もしかりです。)

どうしてたかがレコーディングエンジニア程度の人間、時にはなんとアシスタントつまり丁稚のような人間にこのような音楽の破壊行為をする権利があるのでしょうか?(そう、全く信じられませんがエンジニアやアシスタントの勝手な独断でそれをやってる事があるのです!)
あなたには真の意味の音の良し悪し、楽器の音の良し悪しがわからないのですか?またはそう誤解されても仕方がないのではないでしょうか?

ボーカルの過度なピッチ修正しかりです。これも勝手にやるなや!(※ピッチ修正過剰問題を昨日考えさせられたのでみなさんにわかりやすい「ドラム」に置き換えて考えてみた。)

 

しかしながら実はそういった仕事の仕方を容認するカタチになってしまっている制作サイドやミュージシャンの側にも大きな責任があります。どんなエンジニア•スタッフであれ現場の音楽を「悪くしてやれ!」なんて思ってるという事はありえないはずなのにです。
つまり、「エンジニアさんがやってる事だから」悪いから言えない、という事はありません。

『こんな音じゃない』『自分の出してる音に聞こえない』『音がいつものイメージと違う』。。。等々言えば理解してくれると思います(実現してくれるかはまた別ですが)。いい音を皆が目指しているはずなのですから。。。

日本の音楽が、特にこの場合ドラムサウンドが本当に「ダメ」なのは(ダメな率が高いのは)こういう事情やそれぞれの立場を過剰に忖度した仕事の仕方にもあるのだと、これだけは想像できます。

本当に哀しい事です。

音や音楽を扱う人間は、こういった基本的人権のような生の奏者の音をもっと大切にしなくてはなりません。

機材やスペック、ましてやハイレゾだのなんだのそんな事よりまずは基本的な音と音楽の扱い方を大事にしていただけないでしょうか。

そうすることであなたの中の極々個人的な「レコーディングス技術」や「ミックス技術」「音質」は見違える程に良くなると思いますよ!。

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シライキートレヴュー『耳クソが取れた気持ちよさ!』

梅雨明けイコール夏本番イコールビール。。。
皆さん、実践してますか?


『耳クソが取れた気持ちよさ!』


さて本日のブログはですね、梅雨も明けたってことでなんと「シライキート」をレコーディングにて使用させて頂いた感想を、僭越ですがちょびっとだけレポートさせて頂きます。
(江戸前では6月初頭、数日間18インチのkeetセットをお借りしレコーディングやその他で使い倒させていただきました。)

「シライキート」。
そのルックス、そして価格など皆さん良くご存知でしょう。
そして、サウンド。
多くのドラマーさんが叩いてレポートしてくれてると思いますし、実際に購入された方試奏された方も沢山いらっしゃると思うので
一般的な感想はここで述べる必要はないかと思います。


しかし、一点だけレコーディングエンジニアの視点での感想を書いてみたいと思いますね。


まずはそのkeetのレコーディングされたサウンド、お聴きください

演奏はジャズドラマーの紺野智之氏です。
使用スネアもkeetです。

もちろんNO EQ NO COMPでございます。


さて、どうでしょう??
シライキート、


。。。。。。。



周波数特性が無茶苦茶広い。。。。。



これです。

具体的にいうと、

無茶苦茶ハイが出ている、いや(出てると書くと誤解を招くかもしれない)、超高域方向に伸びている。
これを一番感じましたね!。

つまり、、、

こういうことです。

こういうことです。

こうじゃなく、

こうじゃなく、

こうです。このグラフは数値含めあくまでイメージです。

こうです。このグラフは数値含めあくまでイメージです。

シライさんが掲げてる製品のコンセプトは、PA等を使わないアコースティック環境でいかに良いサウンドであるか。
という事だったと思いますが、


なるほどです!


超高域のハイ成分というのは一番吸われやすい音成分で、会場の環境とかにも吸われますし(もちろん反響することもありますが)、ステージ上の楽器の他の音成分に吸われるというか、マスキングされるのです。




そこが充分に(グラフの右方向に)伸びているということは、他の楽器に埋もれた時にトーンの艶やかさやヌケが保たれやすい、という事なのですね。
ましてやそのハイ成分をPA的に補完できない環境で使用するとなると尚更です。

この潤沢なハイ成分というのはkeetの豊かに伸びるサスティーンと相まって、他の楽器と混ざった時に「太鼓らしさ」「太鼓の音の素晴らしさ」そして「プレイヤーの意図する演奏」をお客さんに伝える大きな手助けをしているのですね。


江戸前的に最も驚いたポイントはこれです。

まるで『耳クソが取れたかのように伸びるHIの気持ちよさ!』

これにつきます。



ある意味真のハイレゾともいえる、かも知れない。



最後にドラマー紺野智之さんのジャズトリオ「wraptics」の演奏でkeetのサウンドをお聴きください。
アンサンブルの中での艶やマスキングとかの意味を少しは感じていただけるかと思うんです。

シライミュージックの白井としみつさん、紺野さん、オルガンの西川直人さん、ギターの鈴木大輔さん、
ありがとうございました!
皆さん夏バテに留意してくださいね!

以上初出 2015 . 7/22 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

というわけで、keetの音は過去のBLOGに書いた

いい音その1   http://www.edo-mae-recordings.com/blog/2017/6/7/k5lygi2z33scthdrmv8ah3n3a1o4i7

に当てはまり、さらに

いい音その2  http://www.edo-mae-recordings.com/blog/2017/6/8

で述べてる内容にも近く、さらに

いい音その3  http://www.edo-mae-recordings.com/blog/2017/6/13

そのものであると言えましょう。

※このkeetの楽器の特性についての考察を補完し、さらに理解をしやすくするBLOGも近日中にUPしますね!!!(2017 . 7/5 エドマエさん)

 

 

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